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更新日:2025年2月10日

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きょういくニュース 第274号(2025年2月) 2ページ
第12回科学の甲子園ジュニア全国大会が開催されました

12月13日(金曜日)から15日(日曜日)までの3日間、「第12回科学の甲子園ジュニア全国大会」が、「広げよう科学のこころ つなごう友情の絆」をテーマに兵庫県姫路市で開催されました。

各都道府県大会予選には、総勢25,772名の中学生がエントリーし、全国大会には、各都道府県予選を突破した47チーム282名が参加しました。大阪府からは、私立高槻中学校と大阪教育大学附属池田中学校の2年生各3名、計6名が代表として出場しました。

全国大会では、理科や数学などの複数分野にわたる「筆記競技」と、2種類の「実技競技」が実施されました。

実技競技1では、「二つのフロンティア ―海から宇宙へ―」というテーマで、「課題1:海の中にも波がある」及び「課題2:惑星旅行 私たちはどこにいる?」の2つの課題に挑戦しました。「課題1」では、水槽を使って、海水にあたる10%程度の青色食塩水を作成し、その上に真水に相当する赤色水を重ね、内部波を見える化し、波の状態を測定するミッションに、「課題2」では自分たちで組み立てた天体望遠鏡を使って天体観測を行い、自分たちのいる位置を推測するミッションに挑戦しました。

実技競技2では、「スロープ・バンプ・ジャンプ!」というテーマで、斜面を駆け降りる台車とその上に搭載する飛行物体を製作し、斜面を駆け降りる台車がストッパーにぶつかる勢いを利用して、台車に搭載した飛行物体を遠くまで飛ばす競技が行われました。競技では、5回の試技を行い、最高距離と平均距離を競いました。各チームが試行錯誤を繰り返し、真剣に取り組んでいました。

参加した全チームの参加者が、それぞれの得意分野をいかして、協力しながら競技に取り組んでいました。大阪府代表チームの6名も、力を合わせて、最後まで各競技に取り組み、入賞はできませんでしたが、とても貴重な経験をすることができました。参加した選手たちは、大会当初は緊張した表情でしたが、競技後には表情も緩み、「楽しかった。」という声が聞かれました。

大阪府代表のみなさんをはじめ、参加した全ての中学生がこの経験を通して、科学を学ぶことの楽しさを実感するとともに、つながった参加者同士の交流を継続してくれることを期待しています。

科学の甲子園ジュニア大会01

科学の甲子園ジュニア大会02

科学の甲子園ジュニア大会03

(市町村教育室 小中学校課)

 

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