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更新日:2023年6月1日

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「A T C OSAKA M I R A I EXPOプレ万博」ごみアートコンテストで府立桜和高校が受賞しました!(きょういくニュース 第254号 5ページ)

大阪・関西万博の開催2年前を迎え、万博の機運醸成のため、社会課題や環境問題の解決に向けた先端技術や取組みを集めた「A T C OSAKAMI R A I  EXPOプレ万博」が2023年4月13日から16日にアジア太平洋トレードセンターで開催されました。
4月15日には、中島さち子氏(大阪・関西万博テーマ事業「いのちを高める」プロデューサー)が主催する「ごみ祭り」が行われました。約80名の参加者が、会場に集めた多くのごみを材料に、「祭り」と「いのち」をコンセプトにアートを創造しました。
府立桜和高校の生徒による作品「桜-未来に繋ぐ高校生―」が見事、「公益財団法人2025年日本国際博覧会協会 理事・副事務総長 高科淳賞」を受賞しました。「木の枝の分かれ目はそれぞれの未来の選択肢を表し、この木のようにみなさんの人生が桜満開になればいいな」という願いを込めた作品は、大阪・関西万博の「いのち輝く未来社会のデザイン」の理念にかなっていると高く評価されました。

アートづくりに挑戦する生徒

「ごみ祭り」
当日会場に用意された廃棄物を組み合わせ、いのちを題材にしたアート作品作りに挑戦

協力して作品づくりに取り組む生徒

「ごみ祭り」
「桜―未来に繋ぐ高校生―」を協働して作成する様子

完成作品を生徒みんなで囲んでいる写真

「ごみ祭り」
チーム桜和で、完成した作品を囲んで記念撮影

授賞式の写真
「ごみ祭り」
授賞式にて「桜―未来に繋ぐ高校生―」が受賞した際の様子

この受賞の背景に、「桜和S M A R Tプロジェクト」があります。令和5年度は「よりよい学校、よりよい世の中のために、私は何ができるか―都市部における循環型社会の探究―」をテーマに探究活動を行っています。主な活動は、2025年に開催される万博に向け、S T E A M教育等の教科横断的な学習の推進に取り組み、高校生の視点で実行できることを探究することです。桜和高校におけるS T E A M教育は、各教科・領域固有の知識や考え方を統合的に用いて、他者と協働しながら解決に向けて主体的に学ぶ力、課題解決力を活用する力を養うことをめざしています。

そのため、学校内外におけるプロジェクトを通して、生徒のワクワク感や学習への積極性を引き出すための様々な仕掛けを用意しています。例を2つ挙げます。

  1. 修学旅行における取組「S M A R Tツーリズム」の一環として企業等と連携し、そこで得た知見をフィードバックし、社会的資産として広く提供できる機会(実践報告会やレポート集の作成等)を模索します。
  2. 「桜和村プロジェクト」での実践を通し、食堂で出た食べ残しや生ごみを肥料化して新たな農産物を生産し、その栄養素の比較分析を行うなど、都市部における食のサイクルを探究します。

みんなで雑草を抜いています「桜和村プロジェクト」
農地づくりのため、生徒が雑草を抜いて整備している様子

農作物の土を手入れします「桜和村プロジェクト」
生徒が農作物を育てている様子

このように、生徒が試行錯誤して作りあげる自分だけの体験や、環境問題について思考・実践したことは、今後の学校生活や将来に向けての学びに活かされます。
卒業時には、「桜和高校がより良い学校になるために、私は〇〇をすることができた。」と自分の成長を実感できる、また、「ブレインストーミング」等の在学中における様々な協働経験を通して、「自分たちの力は世界を変えることができる」と信じて行動し、自己実現を実践できる人材を育成することを、探究の目標としています。

大阪府立桜和高等学校
大阪市北区松ヶ枝町1-38
06-6351-0036

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桜和公認キャラクターさくた
(桜和1期生)が考案

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