ここから本文です。

きょういくニュース第270号（2024年10月） 8ページ
泉尾工業高等学校ファッション工学科第23回全国高等学校ファッションデザイン選手権大会（ファッション甲子園2024）において、優勝しました！

令和6年8月25日（日曜日）青森県弘前市で最終選考会が開催された、『第23回全国高等学校ファッションデザイン選手権大会（ファッション甲子園2024）』において、本校ファッション工学科3年生の生徒2名が優勝しました。本校ならびに大阪府立の高等学校として初めての優勝となります。

受賞チーム一覧

1.全国高等学校ファッションデザイン選手権大会（ファッション甲子園）について

本大会は、次の6つの目的により開催され、「21世紀のファッションを担う人づくり」というファッション振興策として平成12年の北東北大会から始まり、全国大会として今年23回目を迎えました。

ファッションを創造的にデザインする能力を滋養し、家庭科教育の一層の充実を図る。
高校生の夢の創造と21世紀のファッションを切り拓く新しい人材を育成する。
より高いレベルで競い合う場を提供する。
仲間同士で作品を制作することの難しさや楽しさを経験することにより、人間形成を図る。
教師を含め1つのチームとすることで、教師と生徒の対話が生まれ、相互理解が図られる。
高校生の笑顔あふれる大会をめざす。

2.本校生徒の応募作品について

応募作品

作品紹介

地球が誕生した頃は、草や木など何もないはずの所に力強く咲きはじめ色々な命が誕生します。自然の力は命が誕生します。自然の力は私達の想像以上の力を持っていて、測り知る事が出来ません。そんな地球や自然の命（瑞々しさ）をデザインしてみました。

こだわりポイント

地球儀は、イラストレーターで描き、昇華転写プリンタで印刷しました。ドレスは、命に大切な水や光をチュールで表現し、緑の所は、色んな造花とタフティングで表現した所です。

ファッション甲子園1

ファッション甲子園2

3.本大会で優勝した生徒へのインタビュー

Q1　特に苦労した点はどこですか。

A1　制作の部分では、地球儀の丸い部分を表現すること・ドレスにチュールを縫い合わせること。ウォーキングでは、地球儀からドレスへの変化（脱衣時）するところです。

Q2　本年度の大会にはどんな思いで出場されましたか。

A2　昨年度も出場しましたが、自分の考案したデザインどおりに制作することが出来ませんでした。今年度は、再現度・完成度が高いさらには、自分自身を納得するまで妥協を許さず、衣装制作に取り組みました。さらには、家族の心強いサポートにより、さらに完成度の高い衣装を制作することができました。自分だけの大会ではなく、友人・家族・先生たちの思いを背負ったファッション甲子園でした。

Q3　今、頑張っていることは何ですか。

A3　3年生の課題研究発表として、ファッションショーを行っており、自分自身で着る衣装制作を頑張っています。さらに、大阪府・大阪市と上海市の国際友好都市締結50周年にあたるイベントにおいて、演歌歌手の浅田あつこさんが着用される舞台衣装を製作しています。