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更新日:2023年12月1日

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令和5年度 大阪サイエンスデイを開催しました(きょういくニュース 第260号 7ページ)

10月21日(土曜日)、29日(日曜日)に、第16回大阪府生徒研究発表会(第1部)、第13回科学の甲子園大阪府大会(通称:大阪サイエンスデイ)を開催しました。

第16会大阪府生徒研究発表会(第1部)

21日に開催した第16回大阪府生徒研究発表会(第1部)では、府立天王寺高等学校を会場とし、先進的な理数教育に重点を置いた研究開発を行う「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定された高校を中心に、府内の高校生が一堂に会して、日頃の研究成果をポスター形式で発表しました。
発表数は127本あり、大学教員及び高等学校教員の計107名が審査員として3人1組で審査を行いました。生徒は発表後審査員から今後の研究を深めるためのアドバイスをいただきました。
発表時には、生徒同士で互いの研究について意見交換をする場面が見られました。また、審査員に対し、緊張した様子ながらも堂々と研究成果を発表し、いただいたアドバイスを真剣にメモしている姿もみられました。さらに、今年度は台湾の高校生による英語での発表もあり、生徒たちも英語で積極的に交流していました。生徒たちは、審査員から得たアドバイスをもとに、さらに研究を深め、その成果を12月17日(日曜日)に大阪工業大学梅田キャンパスにおいて、オーラル形式で発表します。

第1部の写真(体育館、教室での発表)

ポスター発表会場の写真

審査会場の様子

第13回科学の甲子園大阪府大会

29日に大阪工業大学大宮キャンパスにおいて開催した第13回科学の甲子園大阪府大会では、筆記競技及び実技競技を実施しました。
大阪府内の22校、157名のエントリーがあり、筆記競技では、メンバーそれぞれが得意分野の答案に取り組む姿や、答案を相談しながら作成する姿などが見られました。実技競技では、天然水を模した水を合理的に処理するシステムを考案し、実験により水の処理精度を実証する課題が課されました。事前の検討や調査をもとにレポートを作成し、実験では計画通りに進められるよう6人で協力しながら操作を行っていました。
参加校は、与えられた問題や課題に対してそれぞれのアプローチで試行錯誤しており、こうした経験を通して、改めて科学の奥深さ、楽しさに触れることができたのではないでしょうか。
結果は、高槻高等学校が総合第1位、大阪星光学院高等学校が総合第2位、府立大手前高等学校が総合第3位でした。また、府立四條畷高等学校には、実技部門第1位として大阪工業大学サイエンステクノロジー賞が与えられました。
なお、高槻高等学校は、令和6年3月に茨城県つくば市で開催される「第13回科学の甲子園全国大会」に、大阪府代表として出場します。

教室での筆記競技と実験室での作業の写真

筆記競技の様子

実技競技の様子

【科学の甲子園 参加校・入賞校一覧】令和5年度 参加校・入賞校一覧(PDF:34KB)

(教育振興室高等学校課)

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