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更新日:2024年8月5日

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きょういくニュース 第268号(2024年8月) 2ページ
大阪府立学校「高校生万博チーム」第1回『いのち会議』の開催

6月に実施したキックオフミーティングに続いて、7月13日(土曜日)に第1回いのち会議を大阪大学中之島センター「いのち共感ひろば」で開催しました。今回は、この「高校生万博チーム」に参加している生徒一人ひとりが万博催事でのプロデューサーであることを再確認し、自らの企画をコンセプトシートに表現していくことを目標に実施しました。

アイスブレイク「アンサーをしよう」

「アンサーをしよう」では、3つのテーマ「1 私のちょっと自慢できること、2 私の最近の推し、3 最近あったちょっといいこと」から1つを選び、一人ひとり具体的な内容を自分のワークシートに記入していきます。記入後、全員のワークシートを一旦回収してから再度ランダムに配付し、生徒は配付された他の生徒のワークシートに書かれている内容について「アンサー」をします(コメントを書き込みます)。その後、元の生徒を探してワークシートを返すのですが、戻ってきたワークシートに書かれている共感や驚きのコメントを読んだ生徒の皆さんからは、たくさんの笑みがこぼれていました。また、このアイスブレイクを通じて、今後共に活動していく仲間の意外な一面を知ることができ、より一層身近な存在として感じてもらえたのではないでしょうか。

アンサーをしよう1 アンサーをしよう2

「プロデュースMAP」を作成しよう

高校生万博チームの皆さんが、大阪・関西万博においてどのような企画をしたいのかをさらに深掘りしていくために、「プロデュースMAP」を作成しました。まずは自分で「大阪・関西万博で〇〇がしたい!」と、そのように思ったきっかけをシートの中央に書き出し、そこから蜘蛛の巣状にアイデアを広げていきます。その後、それぞれの「プロデュースMAP」をチームで共有し合い、他者のプロデュースMAPに異なる視点でアイデアを追記し、さらにアイデアを広げていきます。みんながどのような企画を考えているのか確認することができるとともに、自らの企画をさらに深掘りすることができました。

共有された「プロデュースMAP」には、「日本食を知ってもらいたい」、「いのちをテーマにした映画・舞台作品を作りたい」、「来場者みんなで一つのアート作品を作りたい」などの企画について、自身の通っている学校や海外の友人との連携など、企画をさらに具体化するアイデアが追記されていました。

今後、「高校生万博チーム」の一人ひとりが持っている力を合わせながら、チームとしてそれぞれの企画を共創していきます。

プロデュース02 プロデュース03

【ご講演】大阪大学社会学部ソリューションイニシアティブの堂目教授

すべての「いのち」を輝かさせる活動を展開している大阪大学と経済団体で設立した「いのち会議」について、ご講演をいただきました。「誰一人取り残さない」社会の実現に向けて、「高校生万博チーム」に向けて熱いメッセージをいただき、企画を考えるうえでの重要な視点を学ぶことができました。

ご講演

「コンセプトシート」を作成しよう

自身が提案する企画を通じて実現させたい未来をイメージしながらコンセプトシートを作成しました。1 「○○(やりたいこと)を通じて○○(内容)を○○(対象)に○○(ゴール)する」、2 プロデュースする企画のイメージ、3 プロデュースを通じて、伝えたいこと、自分自身が得たいものなどについて、チームで協力しながらコンセプトシートに記入していきました。

8月は夏休み期間を活用して「いのち会議」を3回実施する予定としており、再度チームを設定して企画内容をさらに具体化していきます。

コンセプトシート

 

(教育振興室高校改革課)

 

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