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企業の森づくり活動(アドプトフォレスト)
令和6年12月株式会社立花エレテックと大阪府立枚方高校生物飼育部による生物多様性への取り組みについて報告します。
活動概要
令和6年12月26日の木曜日、株式会社立花エレテックのアドプトフォレスト活動地が所在する枚方市東部資源循環センターの緩衝緑地において、大阪府立枚方高校生物飼育部(以下:生物飼育部)の生徒等によって実施された両生類の生息環境を整備する活動の様子を紹介いたします。きっかけは、同社の担当者がアドプトフォレスト活動を通じて生物多様性や地域に貢献できないか検討していたところ、枚方市東部資源循環センターの担当者から生物飼育部について紹介をいただきました。また、この年の秋に開催された環境フェスタふれあい里の駅(別ウィンドウで開きます)に生物飼育部の現役高校生やOB及びOGが集まって絶滅危惧種の保護活動や里山保全活動などを行うNPO法人ひらかた生物飼育部LABOと株式会社立花エレテックが出展していたこともあり、お互いの活動について知ることになりました。そして、アドプトフォレスト活動地周辺には両生類の生活環境に欠かせない水辺になる窪地や干上がった池があれば泥上げによる生息環境の整備を行いたいと生物飼育部顧問の先生から相談があり、今回の活動が実現しました。
当日は、株式会社立花エレテックの担当者が現地を案内し、生物飼育部のみなさんが窪地状の場所を探して泥土を浚渫し、早春に雨が降ったら水が溜まって両生類の産卵活動場所になるよう整備しました。活動地がぬかるんだ場所で寒い季節にかかわらず、ときおりバランスくずして倒れそうになったり足元が泥に埋まったりするとお互い笑いながら助け合って作業している姿がたのもしく見えました。
以下、当日の様子と参加されたみなさまのコメントなどを掲載しましたのでご覧ください。
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枚方市東部資源循環センターの緩衝緑地において里山整備を実施した箇所の概況です |
右奥の竹林は里山整備を実施していない箇所です。 |
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環境フェスタふれあい里の駅に出店しているひらかた生物飼育部LABOの様子です。 | 同LABOの出展している展示内容です。 |
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整備箇所は周りが森林の窪地を選びました。 | 落ち葉の下はこのように泥土が堆積した状態でした。 |
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泥だらけの中での作業になります。 | 泥土が堆積しているのすぐに足がとられます。 |
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作業に参加した枚方高校生物飼育部、及び、ひらかた生物飼育部LABOのみなさんです。 | 午前中の作業後の状況です。画像では分かりにくいですが中央が低くなり水がしみだしていました。 |
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以下、昼食時に聞かせていただいたコメントと枚方高校生物飼育部からのメッセージです。
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午後からの作業箇所はすぐに水がしみだして来ました。 |
水がしみだしてくるので土がぬかるんで重労働になります。 |
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作業中にミズカマキリを見つけました。 | 午後の作業で浚渫を終えた状況の画像です。 |
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