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「やっかんばの森づくり活動」がスタート!生駒の森運営協議会
活動の概要
生駒の森運営協議会が、平成29年3月11日(土曜日)に森林づくり活動(スギ、ヒノキ林の間伐)を行いました。
今年度から東大阪市善根寺町1丁目地内の若齢の人工林(民有林)約0.6ヘクタールにおいて、森林所有者の協力を得て新たな保全活動をスタートさせました。
- 参加人数:31名
- 参加会員等:大阪産業大学、小泉産業(株)、タツタ電線(株)、(株)都市樹木再生センター、東大阪市山地保全協議会、NPO法人日本森林ボランティア協会、大阪府(事務局)
※「やっかんば」とは
活動地の森林一帯の古来からの呼称。「神武天皇御東遷聖蹟孝」勝井純著(昭和14年)など文献にもその記述が見られます。
生駒の森運営協議会とは(大阪府みどり推進室のページへ)
対象となる森林の概況
府民の森くさか園地に近い、かつての谷地田跡に植林されたスギ、ヒノキの若齢林(じゃくれいりん)。植栽木の成長に伴い林内は過密気味になり、早期の間伐が必要な状況です。
活動の様子
開会。新たな活動のスタートに際して会長からあいさつ。
(会長:大阪産業大学)
まずは間伐する木の選木から。曲がり木や衰弱木、溝腐(みぞぐされ)病の木などを選び、また立木の間隔を考えて白テープで印を付けます。
伐倒(ばっとう)作業。NPO法人日本森林ボランティア協会の経験豊かなスタッフの指導のもと、安全な伐倒方向を決めて、受け口を切り、続いて追い口を切っていきます。
倒した木の枝を払い、一定の長さに切りそろえます(玉切り)。
間伐した木は、林内に放置すれば大型ゴミ同然となりますが、この日は、道際まで運び出し、さらに2年前に近くの大東市龍間に設立された木質バイオマス発電所にエネルギー資源として運び込みました。この日9名の参加があった大阪産業大学の学生の若いパワーが大活躍でした。
昼食場所に近くの龍間食堂〔(株)都市樹木再生センター施設〕をお借りし、間伐作業で切った木を使った丸太コースター作りを楽しみました。「こまちゃん」の焼き印を押して思い出の一品に。
この日の参加メンバーら。お疲れさまでした。