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生駒の森運営協議会が森づくり活動を実施しました(平成30年11月3日)!
活動の概要
生駒の森運営協議会が、平成30年11月3日(土曜日・祝日)に森林づくり活動(スギ、ヒノキ林の間伐、間伐材利用のための薪作り)を行いました。
活動のフィールドは、東大阪市善根寺町1丁目地内の「やっかんばの森林(もり)」です。「やっかんば」とは、活動地の森林一帯の古来からの呼称で、「神武天皇御東遷聖蹟孝」勝井純著(昭和14年)など文献にもその記述が見られます。
- 参加人数:38名
- 参加会員等:大阪産業大学、小泉産業株式会社、協同組合大阪商工経営センター、タツタ電線株式会社、ミズノ株式会社、株式会社都市樹木再生センター、NPO法人日本森林ボランティア協会、大阪府(事務局)
生駒の森運営協議会とは(大阪府みどり推進室のページへ)
対象となる森林の概況
間伐前のやっかんばの森林(もり)
府民の森くさか園地に近い、かつての谷地田跡に植林されたスギ、ヒノキの若齢林(じゃくれいりん)を、生駒の森運営協議会では「やっかんばの森林(もり)」と呼んでいます。植栽木の成長に伴い林内は過密気味になり、間伐が必要な状況で、本協議会では、3年前から森林整備を行っています。
活動の様子
今回は、間伐と間伐材や台風で倒れた風倒木を活用した
薪作りをします。前迫 協議会会長からご挨拶いただき、
活動開始!
間伐作業等の指導は、NPO法人日本森林ボランティア協会
さんにご協力いただきました。切り倒す方向の狙いを定めて、
受け口を作り、追い口を切ります。
間伐するときは、安全に倒すためロープを使います。
「もやい結び」で輪を作り、木に結びます。
倒れにくい木は、滑車も使って、みんなで息を合わせて
ロープを引っ張り倒しました。
間伐材は、一定の長さに切ります(玉切り)。
今回は薪にして活用するので、30cmの長さに切りそろえ
ました。
玉切りした木は斧を使って薪にします。
狙いを定めて「エイッ!」
木の真ん中に斧が当たらなかったりと、意外と難しい薪割り。
スパーンと真二つに割れると歓声があがりました。
休憩時間には、前回(H30年3月10日)の活動で作った
薪を燃料に、薪ストーブで沸かしたお湯で紅茶を入れました。
温かい飲み物のおかげで、ほっこりしました。
休憩後、集合写真を撮ってから、再び作業にとりかかりました。
今回作った薪は自然乾燥させて、今後の活動で
活用していきます。
作業後は、龍間食堂に移動してピザ焼き体験。
ピザ生地を丸く広げ、トッピング。
龍間食堂には薪をくべてピザを焼く本格的な石窯が
あります。小学生も頑張って挑戦してくれました!
石窯の中で、こんがり焼きあがっていきます。
均一に焼けるよう、時々向きを変えるのが
美味しいピザのコツだそうです。
配膳なども参加者で行い、昼食会場セッティング完了です。
美味しい焼きたてピザに笑顔があふれました。
食べた後は、皆で後片付けです。
皆でするとお皿洗いもあっという間。
片付け後、東野 協議会監事から
協議会の活動など説明いただきました。
最後に集合写真を撮影し、本日の活動は終了!
間伐後のやっかんばの森林(もり)。