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令和5年 春季その2 株式会社立花エレテックがアドプトフォレスト活動(生駒山系花屏風活動)を報告します!
活動の概要
令和5年4月22日(土曜日)に枚方市東部清掃工場緩衝緑地で実施された株式会社立花エレテックのアドプトフォレスト活動(生駒山系花屏風活動)状況を報告します。
今回は、植栽地への竹林侵入防止対策として竹の子掘りを実施しました。
当日は、天候に恵まれ、スタッフを含む同社の社員御家族63名が参加し、和気あいあいと楽しみながら作業を行いました。
活動地植栽区域の全景です。
アドプトフォレスト活動前はこのように竹に覆われた状態でした。
このため活動初期は、植栽するために竹林伐採を実施しました。
(写真は以前の活動の様子です)
伐採した竹は一箇所に集積し後日チップ化して処分します。
写真は以前の活動の様子です)
竹の伐採跡地にはサクラを植栽しました。
(写真は令和4年春の状況です)
竹は伐採しても地下茎が生きていれば春に竹の子が生えてきます。
竹の子は直ぐに伸びて竹になってしまいます。
竹の子掘りの作業の様子です。
竹の伐採作業は重労働で竹材の処分にも手間がかかりますが、竹の子掘りであれば大人が見守ることで、子どもも作業に参加できます。今回の活動では、このように家族で楽しみながら作業を行うことが出来ました。
今回の活動では子どもたちも参加していたので、作業の合間に森の中の倒木をひっくり返してカブトムシの幼虫を観察しました。
作業が終わったグループは標識前で記念撮影をして各自で解散です。
竹林は、竹細工・農林漁業資材など身近な資源として利用するために竹が伐採され、また、竹の子を食材として利用するなど里山地域の生活と密接な関係により管理されてきました。しかしながら、近年、竹の利用が減ってきたため、放置された竹林が生息域を拡大して隣接する森林へ侵入し樹木を被圧し里山林の荒廃原因のひとつになっています。このアドプトフォレスト活動区域においても、竹林の拡大侵入を防止するために家族でも楽しめる「竹の子掘り」を春の恒例行事として続けていただければと思います。活動に参加された皆様お疲れ様でした。