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令和4年4月 株式会社立花エレテックがアドプトフォレスト活動(生駒山系花屏風活動)を実施しました!
活動の概要
令和4年4月に枚方市東部清掃工場緩衝緑地で実施された株式会社立花エレテックの社員と御家族の皆さんによるアドプトフォレスト活動(生駒山系花屏風活動)を報告します。
今回の活動は、竹の侵入拡大を防止するために「竹の子掘り」を実施しました。
以前、竹は生活用品や建築・農業資材として利用されていましたが、現在、その多くがプラスチックや金属など他の原料とする製品に置き換わり、竹の利用が減って多くの竹林が放置されています。
竹は地下茎を伸ばして周囲に拡大する性質があり、放置すると隣接地に侵入し、里山荒廃の原因のひとつとなっています。
放置された竹林は地下茎が発達しているため伐採後も新竹が生えてきますので、竹の侵入拡大を防ぐためには、竹の除去作業を何年も続ける必要があります。
鋸で竹を伐採する作業は危険も伴い竹材の処分も手間がかかりますが、「竹の子掘り」であれば、食材として利用できるうえに、大人が手伝うことで子供も参加できる手軽な里山整備活動です。
当日は穏やかな天候に恵まれ、昨年11月と今年3月に植樹したソメイヨシノも開花しており、花見も楽しみながら事故等無く作業を終えることができました。
以下に活動様子の写真を掲載しましたのでご覧ください。
なお、竹の子は5月前半頃まで生えてきますので、引き続き、事務局スタッフで竹の子掘りや新竹除去作業を行う予定です。
活動の様子
生育が良く、竹が込み合って生えている活動地内の竹林。
新竹として地上部に竹の子があちこちで生えていました。
活動地の全景。植栽箇所も、以前は写真の右側と同じような竹林でした。
竹林の伐採跡地と隣接する竹林の状況。
「竹の子掘り」の様子。
竹を伐採した斜面の状況。地下茎が残っているので、当分の間、竹が生え続きます
掘り出した竹の子。
昨年11月と今年3月に植栽したサクラ(ソメイヨシノ)が見頃を迎えていました。
標識の前で記念撮影。(前半の部参加者)
標識の前で記念撮影。(後半の部参加者)