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生駒山系花屏風活動 苗木づくり編
生駒山系花屏風活動 「サクラの種から苗木づくり」
大阪府では、市街地から見渡せる生駒山系を屏風(びょうぶ)に見立て、ヤマザクラなどの花が咲く樹木や、紅葉が美しい樹木を植えることにより、皆に愛される自然資源として整備し、次世代に残していくため、「生駒山系花屏風活動」を展開しています。(生駒山系花屏風構想については、こちらへ(別ウィンドウで開きます))
また、生駒山系のほとんどが金剛生駒紀泉国定公園に指定されていることから地域固有種の保全にも配慮するため、生駒山系に自生するヤマザクラの種子から苗木を育て、再び生駒山系に植えようという取り組みも進めています。
大阪府立みどり清朋高校でヤマザクラの種をまきました!
平成22年2月20日(月曜日)、大阪府立みどり清朋高等学校の生徒会の皆さんがヤマザクラの種まきをしました。
この種子は、昨年7月に生駒に自生するヤマザクラからとったもので、今後は生徒会の皆さんの手により、水遣り、草取りなどの作業をしていただきりっぱな苗木に育てていただきます。
そして、苗木の成長を待って、再び生駒山系に返す計画です。
まずは苗床づくり。
備中くわで、土が柔らかくなるよう耕しました。
苗床ができたらいよいよ種蒔きです。
筋をつけて、まっすぐにまきます。
種をまいた後は、霜や鳥の被害を防ぐため、ワラを敷きました。
楽しく作業して、あっという間に終了。
FMちゃおさんが取材に来てくれました。
府立八尾高校、府立八尾北高校、寺嶋公園愛護会、新池島町会のみなさんにも、同様に苗木づくりにご協力いただいており、成長した苗木は花屏風活動に活用させていただく計画です。