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西野々古墳群（にしののこふんぐん）
- 遺跡：西野々古墳群（にしののこふんぐん）
- 所在地：富田林市伏見堂
- 種類：古墳
- 時代：古墳時代後期
- 調査期間：令和3年11月1日から令和3年12月27日
- 主な遺構：古墳
- 主な遺物：円筒埴輪、土師質土器(はじしつどき）、瓦器（がき）、陶磁器(とうじき)など
西野々古墳群の概要
西野々古墳群は嶽山(だけやま)東麓のなだらかな扇状地に位置します。現況、1号墳・2号墳・4号墳の墳丘が残ります。令和3年度、府営農村総合整備事業(伏見堂地区)に先だち、墳丘のすそや周溝などが、事業に影響しないかどうかを確認する目的で、試掘・確認調査を実施しました。
調査成果
事業予定地内に1号墳の周溝が及ばないことがわかりました。また、2号墳・4号墳は墳丘の一部が削られていたものの、周溝は確認されませんでした。1号墳の周囲からは6世紀前半頃の円筒埴輪がみつかりました。
古墳群位置図
写真1 1号墳の南側の調査区
写真2 2号墳の北側の調査区
写真3 4号墳の南側の調査区