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令和元年（2019年）7月17日 知事記者会見内容
記者会見項目
- 「豊かな大阪湾」エコバスツアーの開催について
- 質疑応答
職員
それでは、知事の記者会見を始めさせていただきます。
最初に知事からお願いいたします。
「豊かな大阪湾」エコバスツアーの開催について
知事
僕からは1点です。「豊かな大阪湾」の実現に向けた取り組みについてです。
今、大阪府におきましては、ここにもありますけども、瀬戸内海の環境の保全に関する大阪府計画というのを策定していまして、水質を良好な状態にしていく、そして、多様な生物を育む、都市の魅力を高める、この三つの大きな柱をもとに今進めているところです。
その中で、海ごみ対策の推進があります。この点については、大阪府市で「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」というのを実施して、海洋プラごみの理解促進、啓発なんかの取り組みを今推進しているところです。
その中で、今回、その具体的な取り組みの一つとしまして、「豊かな大阪湾」エコバスツアーというのを開催いたします。これは、大阪湾の魅力的なスポットをめぐって、海洋プラスチックごみ問題なんかを学ぶということ、環境の学習会を開催するというふうに予定をしています。
開催日時ですけども、8月18日の日曜日、午前9時から午後5時30分、大阪府内の在住で在学の小学生とその保護者さんを予定しています。
内容ですけども、自然海浜、岬町の自然海浜と、それから漁港の市場、そして、これは人工の干潟、こういったことをめぐっていただいて、水質の調査であったり、生き物の観察であったり、あるいは、海洋プラスチックごみ問題なんかについて環境学習を、この現場を見て、楽しんでいただきながら実施していこうという中身です。
申し込み方法ですけども、インターネットで8月7日の午後5時から（後で、「8月7日の午後5時まで」に訂正。）受け付けを開催しています。応募多数の場合は、抽せんをさせていただきます。
僕からは以上です。
ごめんなさい。インターネット受け付けは8月7日の水曜日の午後5時必着、午後5時までということで、よろしくお願いします。応募多数の場合は、抽せんをさせていただきます。
僕からは以上です。
質疑応答
職員
それでは、会見項目に関しますご質問をお受けいたします。
最初に、幹事社の産経新聞さんからお願いいたします。
海ごみ対策関連について
記者
産経新聞の井上です。
大阪湾に300万枚のレジ袋が沈んでいるとの推計もありますが、「豊かな大阪湾」の実現のための海ごみ対策、特にプラごみ対策として、現時点で検討していることがあれば、教えてください。
知事
まず、海洋プラごみ対策ですけども、このプラスチックごみというのは、きちんと処理をされれば海洋ごみにはなりませんので、きちんとした適正な処理、ポイ捨てが海洋ごみにつながっていますから、ポイ捨てをせずに適正に処理する、決められたルールに基づいて処理をしていけば、海洋プラごみは増えないというものです。
ですので、まずは、やはり、府民の皆さんお一人お一人がそのポイ捨てをしない、プラスチックごみのポイ捨てをしない。いずれ、それは川に行って、海に流れてきますから、ポイ捨てをしないという理解促進が必要だと思っています。
そういったことに向けて、企業であったり、そういったところと連携したポスターとかチラシとか、あるいは環境のイベントであったり、SNSであったり、今回の大阪湾のエコバスツアーもそのうちの一つですけども、そういった啓発活動を積極的にいろんな媒体も使いながら行っていきたいと思います。
それから、大阪湾におけるマイクロプラごみの調査、実態調査を9月と12月に実施をいたします。その結果は、情報発信して、公開もしていこうと思っています。そういったことでも、さらに海洋プラごみへの問題について、府民の皆さんのご理解の促進、普及というのを深めていきたいと思います。
さらには、有識者であったり、業界団体であったり、市町村、NPOなんかを含めて、おおさかプラスチック対策推進ネットワーク会議というのを8月に設置します。来月設置します。そこで3Rですね。リデュース、リユース、リサイクルの推進も含めて、具体的な事業者の取り組みについても検討をしていきたい。そして、このネットワーク会議においては、今年度中に中間取りまとめをして、来年度中には最初の取りまとめをして、そして、2020年度には、新たに大阪府が持っている循環型社会推進計画というのをちょうど改定する時期でもありますから、そこに反映をしていきたいと思います。
記者
ありがとうございます。
職員
ほかに質問等はございますでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。