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令和元年(2019年)7月3日 知事記者会見内容
記者会見項目
- G20大阪サミットを終えて
- 万博のロゴマークについて
- 質疑応答
職員
ただいまから知事の定例記者会見を始めさせていただきます。
最初に知事からお願いいたします。
G20大阪サミットを終えて
知事
まず最初に、G20大阪サミットですけども、サミットにご協力いただきました府民の皆様に感謝を申し上げたいと、改めてこの場をかりて申し上げます。
大阪府警からの公表がありましたけれども、サミットのための交通総量抑制50%削減という極めて大きな目標を掲げましたけども、結果、その削減目標を上回る達成状況であったという報告も受けてます。これはやはり、府民の皆さん、事業者の皆さんがサミットを成功させようということでご協力をいただいたことがやはりここにもあらわれてるんだというふうに思います。府警とも話もしましたが、世界最高峰のレベルの安全性が求められる会議というのを国を挙げて成功させることができた、これは日本において初めての経験なので、今回の交通総量の抑制も含めて、いわゆる大阪モデルというものをつくって、今後、これを日本の財産にしていこうということを、今、府警と話をしてるというところです。
それから、今回のサミットの中身ですけれども、いわゆる「大阪トラック」の立ち上げの宣言、それから「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」というのが世界に発信されたと思います。それから、地元協議会が会場の中に設置をしました大阪・関西の魅力発信のブースには延べ6,700人の海外のメディア関係者の方が来場されました。世界中のメディア、SNS、発信力のあるメディア、そういったところで大阪・関西の名前が取り上げられました。大阪・関西には、食であったり、文化であったり、最新の技術であったり、それに加えて高いホスピタリティーがあるというのが、このサミットの成功を通じて世界に発信されたと思います。このレガシーというか、この実績というのは今後においても非常に大きなものになるというふうに思っています。そして、このサミットの成功をもって、2025年大阪・関西万博につなげていきたいと思います。
万博のロゴマークについて
二つ目です。万博のロゴマークについでです。
G20大阪サミットは成功されましたけれども、その次の大きな、これをステップとして、さらに大阪・関西の知名度、国際化というのを高めていくこのバトンを2025年大阪・関西万博につなげていきたいと思います。
万博については、正式に新たなロゴマークをこれから準備していくという作業に入っていきますが、その間は暫定のロゴというのを使用してPRしていきたいと思います。包括連携協定をしてますミズノさんにご協力いただきまして、今日、僕が着てますけども、暫定ロゴをデザインしたポロシャツというのをミズノさんに作製していただきました。これがその暫定のロゴマークですけども、今後も国際的なイベント、ラグビーのワールドカップもありますし、大阪マラソンもあります。さまざまな国際的なイベントの機会を捉えまして、この万博の機運醸成というのをこのロゴを使って、正式なものが決まるまでは盛り上げていきたいと思います。
じゃ、その正式なロゴマークがいつ決まるのかというに関してですけれども、まず、ロゴマークの公募に向けて、博覧会協会において、ロゴマークの公募事務局というものを運営する事業者、これを確定させていきます。その募集を今行っているところです。7月中にはロゴマークの公募事務局の運営体制が整います。7月中にそのロゴマーク公募事務局の運営体制が整った上で、このロゴマークの公募の告知の開始を8月下旬に行いたいと思います。8月下旬からロゴマークの公募の募集を開始いたします。そして、募集の期間というのは10月上旬まで、そして、現に応募受け付け期間は9月下旬から10月の上旬、この期間に応募を、万博の正式なロゴマークの受け付けをいたします。そして、11月中旬に一次選考を行いまして、そこからさまざまな法的なチェック等々も踏まえた審査を行いながら、3月上旬に最終の審査委員会というものを行いまして、そして、最終的に年度末までに新たなロゴマークを完成させたいと思っています。ロゴマークの日程の詳細な日につきましては、またこの日が近づいてきたときにご報告をいたします。
僕からは以上です。
質疑応答
職員
それでは、会見項目に関しますご質問をお受けいたします。
最初に、幹事社の産経新聞さんからお願いします。
万博のロゴマーク関連について
記者
幹事社の産経新聞です。
暫定ロゴマークに関してなんですが、印象はどのような印象か、お願いします。
知事
ここに書いてますけども、「EXPO2025」ということで、非常にわかりやすいものになってると思います。ちなみに、「ロゴマーク」ではなくて、そもそもマークじゃないので、一応、「暫定ロゴ」という言い方をしてます。マークかもしれないというものではありますけども、非常にシンプルでわかりやすいというものになってます。なので、この暫定ロゴというのを活用して、新たなロゴマークに対する期待感を高めながら、今年度末の最終のロゴマークということにつなげていきたいと思います。
記者
もう1問なんですが、万博の準備の現状と現時点での課題をお願いします。
知事
今、博覧会協会におきまして有識者のヒアリングなんかも実施をしながら、万博の計画の具体化に向けた検討というのを今進めてる段階です。5月16日(後で、5月15日に訂正)には博覧会協会の事務総長、実務方のトップですけど、石毛総長が就任をされました。順次、人員の強化を進めているところです。8月には約100名の体制になるという見込みです。8月に約100名の体制にして、そして、BIE(博覧会協会)へ来年提出する登録申請書の作成を加速化させているという状況です。
大阪府においても、博覧会協会のメンバーに入ってますから、国と連携しながら、博覧会協会において具体的な万博の計画というのを進めていきたいと思ってます。それから、あわせて、地元ですから、機運の醸成ということにも取り組んでいきたいと思います。
記者
以上でございます。
職員
それでは、次の会見項目に関しますご質問をお受けいたします。よろしいでしょうか。
それでは、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。