印刷

更新日:2024年7月26日

ページID:88102

ここから本文です。

夢洲カジノを止める大阪府民の会 要望書

要望受理日 令和6年5月2日 (木曜日)
団体名 夢洲カジノを止める大阪府民の会
取りまとめ担当課 福祉部子ども家庭局子ども青少年課
表題 万博への子ども招待事業の白紙撤回を求める要請書

要望書

2024年5月2日

大阪府知事 吉村洋文様
子ども家庭局 担当者様

夢洲カジノを止める大阪府民の会

万博への子ども招待事業の白紙撤回を求める要請書

 私たちは、昨年12月から危険な夢洲万博への子ども招待事業をやめるように求めて、署名運動に取り組んできました。
 「有害物質が埋まり、自然災害の危険性が高く、避難が困難な夢洲万博に子どもたちを招待しないでください」の署名を添え、「万博への子ども招待事業」の白紙撤回を求めます。

 署名を書いてくださった方の声を紹介します。「子どもたちが降りるバスの駐車場の下にはPCBが埋まっているんですね。心配です」「夢洲は橋とトンネル1本ずつしか陸とつながっていない。もしもの時に避難ができるか心配。避難計画がないそうですね」などの声が寄せられてきました。
 3月28日のメタンガス爆発火災事故発生後は「メタンガス発生というだけでも危険とわかるのに、それが要因の爆発事故が起きているのです。子どもだけでなく、人が集まるような場所ではありません」との声が多く寄せられています。
 爆発火災事故が起きた場所は、有害物質が多く危険なため立ち入り禁止になっていた夢洲1区というエリアです。メタンガス等を抜くために縦横に管が張り巡らされており、危険極まりない場所です。メタンガスは発生し続けるので、事故再発の危険性が十分にあります。生命の危険が予想されるのに「招待」するなどもってのほかです。
 地理的にも台風や津波の被害を受けやすく、地盤沈下や液状化の恐れ、何万人が避難するなど不可能なことなど、とても子どもたちを行かせられる場所ではありません。
 4、5歳児などの招待事業を担当する子ども家庭局は「次世代を担う子ども・青少年がひとりの人間として尊重され、創造性に富み、豊かな夢を育むことができる大阪」を目指す、としています。しかし、万博への子ども招待事業は爆発事故に見られるように命と健康を害する恐れのある事業であり、人間として尊重されているとは言えません。
 子どもたちの命と健康を守り、子どもたちの利益に適う教育策を講じるのが子ども家庭局の仕事のはずです。「万博招待事業」はその目的に合っていないのは明らかです。
 大阪府知事及び子ども家庭局に、招待事業を中止することを強く求めます。
(1)有害物質による健康被害の危険性がある夢洲・万博に子どもを招待しないでください。
(2)自然災害の危険性が高い夢洲・万博に子どもたちを招待しないでください。
(3)自然災害が起きたときに避難が不可能な夢洲・万博に子どもたちを招待しないでください。
(4)ガス爆発火災事故が再び起こる可能性があります。子どもたちの命と健康を守るため、夢洲・万博に子どもたちを招待しないでください。
 この要請書に対する文書での回答を5月16日までにいただくようにお願いします。特に上記(1)(2)(3)(4)について明確な回答をお願いします。

以上


2024年5月2日

大阪府教育委員会教育長 水野達朗様

夢洲カジノを止める大阪府民の会

万博への子ども招待事業の白紙撤回を求める要請書

 私たちは昨年12月から危険な夢洲への子ども招待事業をやめるように求めて、署名運動に取り組んできました。
 「有害物質が埋まり、自然災害の危険性が高く、避難が困難な夢洲万博に子どもたちを招待しないでください」の署名を添え、「万博への子ども招待事業」の白紙撤回を求めます。

 署名を書いてくださった方の声を紹介します。「子どもたちが降りるバスの駐車場の下にはPCBが埋まっているんですね。心配です」「夢洲は橋とトンネル1本ずつしか陸とつながっていない。もしもの時に避難ができるか心配。避難計画がないそうですね」などの声が寄せられてきました。
 3月28日のメタンガス爆発火災事故発生後は「メタンガス発生というだけでも危険とわかるのに、それが要因の爆発事故が起きているのです。子どもだけでなく、人が集まるような場所ではありません」との声が多く寄せられています。
 爆発火災事故が起きた場所は、有害物質が多く危険なため立ち入り禁止になっていた夢洲1区というエリアです。メタンガス等を抜くために縦横に管が張り巡らされており、危険極まりない場所です。メタンガスは発生し続けるので、事故再発の危険性が十分にあります。生命の危険が予想されるのに「招待」するなどもってのほかです。
 地理的にも台風や津波の被害を受けやすく、地盤沈下や液状化の恐れ、何万人が避難するなど不可能なことなど、とても子どもたちを行かせられる場所ではありません。
 子どもたちの命と健康を守り、子どもたちの利益に適う教育策を講じるのが教育委員会の仕事のはずです。「万博招待事業」はその目的に合っていると判断されているのでしょうか。爆発事故に見られるようにとても校外学習の適地とは言えません。
 知事の発案であろうと、教育の観点から、万博への子ども招待事業は教育委員会として、とても実施できないはずです。
 大阪府教育委員会に、招待事業を中止することを強く求めます。
(1)有害物質による健康被害の危険性がある夢洲・万博に子どもを招待しないでください。
(2)自然災害の危険性が高い夢洲・万博に子どもたちを招待しないでください。
(3)自然災害が起きたときに避難が不可能な夢洲・万博に子どもたちを招待しないでください。
(4)ガス爆発火災事故が再び起こる可能性があります。子どもたちの命と健康を守るため、夢洲・万博に子どもたちを招待しないでください。
 この要請書に対する文書での回答を5月16日までにいただくようにお願いします。特に上記(1)(2)(3)(4)について明確な回答をお願いします。

以上

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?