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忍岡古墳(しのぶがおかこふん)の調査
所在地:四條畷市岡山二丁目
昭和9(1934)年の室戸台風で倒壊した忍陵神社の社殿を再建するため昭和10(1935)年に工事が実施されました。この際に竪穴式石室が発見されたため、京都大学によって調査が実施されました。ここに掲載した写真は発見時あるいは調査時のものですが、多くの人が見学にきたことがよくわかります。
調査の結果、古墳は全長87メートルの前方後円墳で、竪穴式石室は後円部に造られた4世紀代の古墳であることが判明しました。
昭和47(1972)年に大阪府の史跡に指定されています。また、本殿の横に覆い屋が建てられ竪穴式石室が復元され保存されています。
写真1 竪穴式石室を見学する人々(北から)
写真2 竪穴式石室の天井石
忍岡古墳の所在地