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更新日:2024年10月30日

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「法令の遵守等」に関する自主点検(解説)

10.営業許可証を見やすい場所に掲示している

【解説】
営業許可証の掲示は条例で義務付けられています。店内の見やすい場所に掲示しておきましょう。

【取組例】
・営業許可証を店内の見やすい場所に掲示している。

11.受動喫煙の防止対策に具体的に取り組んでいる

【解説】
タバコの煙は、周囲にいる人の健康にも悪影響を与えます。
改正健康増進法に基づき2020年4月から原則屋内禁煙となり、受動喫煙防止のため、店内を全面禁煙とする方法や、喫煙専用室を設置して標識をする方法による分煙の対応が必要です。
単に喫煙席と禁煙席を分ける方法や、喫煙が可能な時間帯を決めておく方法(時間帯分煙)による分煙は認められません。
また、調理場内の喫煙は、タバコや灰が食品に混入する原因となることから、調理場も当然ながら禁煙にしなければなりません。

【取組例】
・施設内の全面禁煙や分煙(喫煙可能室の設置)を行っている。
・調理場内は禁煙にし、従事者がタバコや灰皿を持ち込まないようにしている。

【参考リンク】
大阪府の受動喫煙防止対策(大阪府ホームページ)

【参考資料】受動喫煙防止対策別標識例
標識例

12.未成年者の飲酒禁止や飲酒運転防止に具体的に取り組んでいる

【解説】
未成年者の飲酒は法律で禁止されています。店内に未成年者の飲酒禁止の掲示物を貼る、積極的にお客様に声がけをするなど、未成年者の飲酒禁止に取り組みましょう。
また、同様に飲酒運転防止についても、店内に掲示物を貼る、積極的にお客様に声かけをするなど、対策に取り組みましょう。

【取組例】
・未成年者の飲酒禁止の対策として、店内の掲示や年齢確認を行っている。
・飲酒運転防止のポスターなどの店内掲示やお客様への声かけを行っている。

13.従業員の労働安全対策に具体的に取り組んでいる

【解説】
飲食業における労働災害は、「転倒災害」、「切れ・こすれ」が多くを占めており、このような労働災害を防⽌するため、危険な箇所の見える化や、ヒヤリハット事例の情報共有など、従業員の労働安全対策に取り組みましょう。

【取組例】
・転倒、切れ・こすれ、やけど等の労働災害を防止するための注意点を掲示等により見える化している。
・ヒヤリ・ハット事例の報告を受け、従業員への周知や対策等を講じている。

【参考リンク】
「飲食店の労働災害防止マニュアル」(厚生労働省ホームページ)(外部サイトへリンク)

14.食品ロス削減やプラスチックごみ削減等のSDGsへの取組に努めている

【解説】
飲食店においては、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取組みとして、食品ロス削減に寄与する取組みや、事業活動により発生するプラスチックごみ削減等の環境に配慮した積極的な取組みが推奨されます。
SDGsについて考え、できることから取組みを始めましょう。

【取組例】
・店舗において、次のような取組を行っている。
 <取組例>
 天候や日取り(曜日)、消費者特性などを考慮した仕入れ、提供等に取り組んでいる。
 適量注文など食べきりの呼びかけや、お客様が、食事量の調整・選択ができるように、小盛りや小分けのメニューの充実に取り組んでいる。
 使い捨て食器類の紙製品等への変更やマイ容器・マイボトルでのテイクアウト対応を行うことで、プラスチックごみ削減に取り組んでいる。など。

【参考リンク】
外食における食品ロス対策(農林水産省ホームページ)(外部サイトへリンク)
食べ切れなかった料理を持ち帰る際の留意事項(厚生労働省ホームページ)(外部サイトへリンク)

  • 食べ残しの持ち帰りを行う場合の注意点(飲食店向け)
    ・持ち帰りの希望者には、食中毒等のリスクや取扱方法等、衛生上の注意事項を十分に説明しましょう。
    ・持ち帰りには十分に加熱された食品を提供し、生ものや半生など加熱が不十分な料理は、希望者からの要望があっても応じないようにしましょう。
    ・清潔な容器に、清潔な箸などを使って入れましょう。
    ・水分はできるだけ切り、残った食品が早く冷えるように浅い容器に小分けしましょう。
    ・外気温が高い時は持ち帰りを休止するか、保冷剤を提供しましょう。
    ・その他、料理の取り扱いについて、注意書きを添えるなど、食中毒等の予防をするための工夫をしましょう。
  • マイボトル、マイ容器等への食品提供を行う場合の留意事項(食品等事業者向け)
    ・提供可能な商品、各商品に適したマイ容器等の規格(大きさ、耐熱性、フタ付き等)及び提供時の注意点等に関する「マイ容器等の取扱いルール」をあらかじめ決めておきましょう。
    ・マイ容器等の異物や汚れの有無等を確認した上で商品を入れましょう。
    ・見た目が相当汚れているなどの場合は、店舗の判断でマイ容器等への提供を断る、店舗が用意する容器を使う等の対応を行いましょう。
    ・温かい食品を提供する場合は、早めに食べるようお客様へ呼びかけましょう。
    ・生鮮食品を提供する場合は、常温での保管をできるだけ控え適切な温度で保管する、火を通せるものはきちんと火を通す旨をお客様へ呼びかけましょう。
    ・見た目ではきれいなマイ容器等であっても、食中毒の原因となる菌やウイルスが付着している場合があります。手洗いや盛り付け器具の洗浄消毒の徹底により、菌やウイルスを厨房等に持ち込まないように注意しましょう。

 

(関連リンク)

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