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更新日:2024年11月22日

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「法令の遵守等」に関する自主点検(解説)

10.営業許可証を見やすい場所に掲示している

【解説】
営業許可証の掲示は条例で義務付けられています。店内の見やすい場所に掲示しておきましょう。

【取組例】
・製造施設で販売もしている場合は、店内に許可証を掲示している。(それ以外は事務所内でも可)
(営業届出業種の場合は、保健所への営業届出済みであること)

【参考リンク】

11.受動喫煙の防止対策に具体的に取り組んでいる

【解説】
タバコの煙は、周囲にいる人の健康にも悪影響を与えます。
改正健康増進法に基づき2020年4月から原則屋内禁煙となり、受動喫煙防止のため、施設内を全面禁煙とする方法や、喫煙専用室を設置して標識をする方法による分煙の対応が必要です。
また、製造場内の喫煙は、タバコや灰が食品に混入する原因となることから、製造場も当然ながら禁煙にしなければなりません。

【取組例】
・施設内の全面禁煙や分煙(喫煙可能室の設置)を行っている。
・製造場内は禁煙にし、従事者がタバコや灰皿を持ち込まないようにしている。

【参考リンク】
大阪府の受動喫煙防止対策(大阪府ホームページ)

【参考資料】受動喫煙防止対策別標識例
標識例

12.従業員の労働安全対策に具体的に取り組んでいる

【解説】
食品加工作業における労働災害は、床が濡れているなどによる「転倒災害」、機械による「はさまれ・巻き込まれ」、包丁や器具による「切れ・こすれ」などがあります。このような労働災害を防止するため、危険な箇所の見える化や、ヒヤリハット事例の情報共有など、従業員の労働安全対策に取り組みましょう。

【取組例】
・転倒、切れ・こすれ、やけど等の労働災害を防止するための注意点を掲示等により見える化している。
・ヒヤリ・ハット事例の報告を受け、従業員への周知や対策等を講じている。

【参考リンク】

13.食品ロス削減やプラスチックごみ削減等のSDGsへの取組に努めている

【解説】
食品販売業においては、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取組みとして、食品ロス削減に寄与する取組みや、事業活動により発生するプラスチックごみ削減等の環境に配慮した積極的な取組みが推奨されます。
SDGsについて考え、できることから取組みを始めましょう。

【取組例】
・次のような取組を行っている。
<参考例>
・加工段階で発生する食品の端材や形崩れ品等を別商品の原材料として再利用するなど有効活用している。
・賞味期限、消費期限に近い食品から購入するよう促し、売りきるための取組み(値引き・ポイント付与等)や、消費者が使い切りやすい工夫(小分け・少量販売等)、てまえどりの勧奨等を行う。
・衛生対策や包材の改善等により、科学的根拠に基づき賞味期限・消費期限の延長に取り組んでいる。
・プラスチック容器から紙製品への変更などの包材の見直しやマイ容器への食品の提供などにより、プラスチックごみ削減に取り組んでいる。

【参考リンク】

(関連リンク)

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