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泉南支援学校での教育コミュニティづくりの取組み
大阪府立泉南支援学校
年度 | 特色ある取組み※Wordデータは写真を除いています。 |
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令和3年度 令和2年度 令和元年度 平成30年度 平成29年度 平成28年度 平成27年度 平成26年度
令和3年度
園芸支援
例年は、泉南商店の看板をあげて、体育館前で販売をするのですが、コロナ禍の影響を受け、校舎内で販売しました。白菜・人参・春菊・大根の4種類でしたが、あっという間に完売しました。
令和2年度
環境美化
PTA役員の皆さまに参加していただきました。開校以来一番多くの参加があり、また雨の翌日で草の引きやすさもあって、どんどん作業が進みました。ブランコの周りや小学部中庭の除草をしていただき、綺麗になりました。児童生徒は喜んで活動できるようになりました。
令和元年度
窯業の授業への支援
中学部「窯業」の時間に合計9時間指導いただきました。教員には、窯業室の機器の活用や釉薬調合、焼き方のアドバイスをしてくれました。生徒へは、「マグカップ」「鯉のぼりの置物」「角皿特大」の作り方の手順を教えてくれ、良い作品が仕上がり生徒も喜んでいました。
平成30年度
今年度は、1.環境美化 2.授業支援「中学部窯業」 3.授業支援{高等部園芸」の3つについて取り組みました。
1.では、PTA役員の方が約20人ほど来てくださり、ブランコ等固定遊具の周りや小学部の中庭の除草作業をしていただきました。
作業後とてもきれいになり、児童生徒も草に足をひっかけることなく、安全に楽しそうに活動しています。
2.では、昨年より講師の来校の回数を増やすことができ、継続的な指導を受けることができました。
また、土の捏ね方や釉薬の調合、製品の焼き方など、様々な点で、教員にアドバイスがいただけ、大いに授業の参考となりました。
3.では、泉南商店というお店を開き、校内の畑で収穫した野菜を販売しました。
採れたて新鮮な野菜とあって、あっという間に売れてしまいました。
今年から椎茸栽培にもチャレンジしました。
原木に植菌するための穴をあけるための電動ドリルを購入させていただきました。
生徒達が電動ドリルを活用して、ひとつひとつ丁寧に穴をあけることができました。
美味しい椎茸ができるのが今から楽しみです。
平成29年度
「授業支援」
中学部「窯業」の時間に、地域で活動している陶芸教室の先生を講師に迎え、いろいろとご指導いただきました。
指導内容は、生徒対象に土のこね方や電動ろくろの使い方を実演を交えて、わかりやすく教えていただきました。また、教員対象に、土の管理や釉薬の使用等、窯業指導の基本について、丁寧に教えていただきました。
実施回数は、各学年2回ずつの計6回ご指導いただきました。
「授業支援」
中学部、高等部の園芸の授業で育てた野菜を収穫し、地域の方々にも買っていただく泉南商店を開店しました。
天候不良もあり収穫した野菜の量は、例年と比べて少なかったですが、来店された方は多く、あっという間に完売しました。作物を育てる学習に加え、販売を通して商品管理や金銭の動きについて、学ぶことができました。
「部活動支援」
高等部自主クラブ活動支援で大学生に来てもらいました。
平成28年度
今年度、新たな取り組みとして、地域野菜販売を企画し実施しました。販売する野菜は、中学部、高等部の職業「園芸」で栽培した、大根、カブ、人参、わさび菜、玉葱、ブロッコリー、薩摩芋、じゃが芋でした。
販売は、7月、11月(共に生きる障がい者展=ビッグアイで開催)、1月の3回「泉南商店」という名をつけて店を開きました。学校の前の通行人の方も買いに寄ってくださり、販売を担当した生徒も緊張しながらも笑顔を忘れず、接客や金銭のやりとりの学習もできました。
来年度は、地域の方対象に野菜販売のチラシを配付する等、集客を工夫し地域の方々との交流に力を入れたいです。
高等部の自主クラブ活動支援では、近隣の体育大学の学生4人がボランティアとして、年間を通して参加してくれました。ボランティアが加わったことで、クラブ活動もいつにも増して活気づき、生徒からも「おもしろいわぁ」と、喜びの感想が聞けました。
来年度も、地域との協働、連携を大切にした取り組みや授業支援に、本事業を積極的に活用したいと思います。
平成27年度
環境美化活動については、計画当初は日曜日を企画し地域の方々にも参加してもらう予定であったが、天候不良により2回順延し、3回めに平日で実施した。平日実施にも関わらず、約20人の方が参加してくださり、体育館周囲の除草作業と、コスモスやかすみ草等を植えた。その場所は来客者が通る場所でもあるので、花が咲いてとてもすてきな癒しポイントとなった。
園芸では、地域で農業をいとなんでいる方を講師に招き、季節に応じた野菜の育て方を、丁寧に教えていただくことができた。来年度は、学校の近隣に住む方々を巻き込んで、野菜市の開催を計画している。
高等部のクラブ活動支援については、大学生2人が支援者として参加してくれ、10月から2月の間活動してくれた。大学生が参加してくれたことで高等部の生徒達も動きが活発になり、楽しんでいる感想を聞くことができた。また、大学生からも障がいのある生徒達と関わる中で、障がい者支援の理解を深める場となったようで、両者に有意義な取組となった。
平成26年度
1.校内緑化作業
平成26年8月24日実施 参加者=27人 在校生や保護者、地域在住の方々と一緒に、校内花壇の草引きをしました。大汗をかきながら、たくさん引き抜いてくれました。作業後には差し入れのアイスを食べながら、学校の様子等を語り合い、参加者全員が親睦を深められた取り組みとなりました。
2.窯業の授業への支援
平成26年9月に計4回実施しました。参加者は中学部全生徒で、1回目は、窯業授業担当者に、釉薬調合の工夫や授業で作る干支の置物の指導ポイントを確認しました。残り3回で、各学年1回ずつ、来年の干支の置物作りをしました。
3.高等部クラブ活動への支援
平成26年9月から12月に、高等部運動部を対象に行いました。近隣の大学より学生に来てもらい、運動部活動に入ってもらいました。生徒達との年齢も近く、楽しく会話したりサッカー等の技量が高められる等、参加生徒それぞれがとても楽しそうでした。
4.園芸の授業への支援
平成27年2月12日に高等部1・2年生を対象に行いました。近隣の農家の方に来てもらい、畝立ての工夫や作付、栽培の工夫等を講義してもらいました。地元の方ならではのアドバイス(土質や気候)がもらえ、来年度の作地計画作りに大いに役立ちました。
今年度は、地域の方々が授業に参加くださることで、子ども達の興味・関心が広まったことが一番の成果でした。来年度は、地域協動をテーマに新たな取組を準備していきます。