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生野支援学校での教育コミュニティづくりの取組み
大阪府立生野支援学校
年度 | 特色ある取組み※Wordデータは写真を除いています。 |
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令和3年度
学校支援ボランティア事業
小学部の低学年では、大型絵本「くだものどうぞ」、高学年では、大型紙芝居「台風がきたぞ」の読み聞かせを行いました。
慣れたボランティアさんということもあり、子どもたちに合わせて内容をわかりやすく簡略化したり、子どもたちの意見を吸い上げて膨らませたりと、工夫をこらして読み聞かせを行いました。
集中して見聞きしている児童が多くみられました。特に、高学年では、防災学習としても充実した内容となりました。
中学部では、ことばの学習の時間に、大型絵本の読み聞かせを行いました。生徒たちは、絵本に出てくる果物を見て、名前を言ったり、食べるしぐさをしてみたりして、絵本に注視する姿が見られました。
令和2年度
学校支援ボランティア事業
今年度はコロナウィルス感染症拡大防止対策により、ボランティアの活動が年度を通して少なくなりました。しかし、教育実習生や学習支援員などに来た大学生がボランティアとして活動し、絵本の読み聞かせの取り組みを行いました。
小学部では、せいかつの授業、終わりの会の時間に、4学年で2冊の大型絵本の読み聞かせを行いました。低学年は、動物が出てきたり、繰り返しのフレーズのある「おめんです2」、高学年は、妖怪や交通安全の標語が出てくる「妖怪交通安全」が、内容的に楽しんで見聞きすることができました。
中学部では、朝のクラス活動やことばの学習、総合学習の時間に大型絵本の読み聞かせをしました。生徒たちは、大型絵本を注視してお話に耳を傾けていました。
令和元年度
大型絵本・紙芝居読み聞かせ
本校では、小学部、中学部に週に1回ボランティアさんが来校しています。ボランティアさんに大型絵本や紙芝居の読み聞かせをしてもらいました。
小学部4年では、3クラスに順番に読み聞かせを数回行いました。数冊の本や紙芝居を用意し、クラスの実態に合わせたり、児童たちのリクエストを聞いたりしながら実施しました。回を重ねる毎に、問いかけに大きな声で答えたり、身を乗り出して見たりと、集中して見聞きしている児童が多くみられるようになりました。
中学部2年生では、年間を通して防災学習に取り組みました。読み聞かせ当日、導入で、地震や津波はどのようにして起きるか、スライドなどで復習し、防災に関連した内容の『いなむらの火』の大型紙芝居を読んでいただきました。
生徒たちは真剣なまなざしで紙芝居に注目し、津波の恐ろしさや大切ないなむらに火を放ち、村人を津波から救った庄屋さんの気持ちを学ぶことができました。今後、地震や津波などの災害からどう身を守るかを改めて考える機会となりました。
平成30年度
大型絵本読み聞かせ
本校では、小学部に隔週1回、中学部に週1回学生ボランティアさんが来校しています。
そのボランティアさんに大型絵本を使い読み聞かせをしてもらいました。
小学部の児童は、3クラス合同で行いました。
1冊目は、よく知っている絵本だったため、「次は何かな?」などの問いかけに大きな声で答えていました。
2冊目は、初めての絵本でしたが、集中して聞き、身を乗り出して見みている児童が多くみられました。
終わった後に、大型絵本を手に取り何度も繰り返し読む児童や、ボランティアさんを真似てみんなの前で本を読む児童がいたりと、児童たちにとって、とてもたのしい活動になりました。
中学部の生徒は、大型絵本に注目し、集中して話を聞いていました。
時には、一緒に声を出して読んだり、ボランティアさんの問いかけに答えたりと生徒の表情はいきいきとしていました。
購入した絵本は、『れいぞうこ』と『100人のサンタクロース』でした。