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食の安全教室(大阪府立堺支援学校)
昨年に引き続き、平成26年2月7日(金曜日)に大阪府立堺支援学校の高等部1年生を対象に「食の安全教室」を開催しました。
この教室は、これからの社会を担う生徒さんに、衛生対策の基本となる手洗いを中心として、食中毒予防の基礎知識を普及啓発し、衛生意識の向上を図ることを目的として実施しました。
内容
1.食中毒予防のポイント講義
「食中毒とは?」、「食中毒の原因」、「食中毒を防ぐ方法」等について、生徒さんに様々な考えを発表していただきながら、食中毒に関する基礎知識を説明し、食中毒予防の3原則「つけない」・「ふやさない」・「やっつける」について学んでいただきました。
参考:食中毒の防ぎ方
講義の様子
2.手洗い実験
食中毒予防3原則のうち「つけない」において重要な、手洗いについて学んでいただきました。
UVライトを当てると蛍光を発するローションを手につけてから手洗いをしてもらい、ちゃんと洗えているか確認していただきました。しっかり洗っているつもりでも、指の間、指先、手首等に洗い残しのある生徒さんが多く、洗い残し部分を自分の目で見ることで、手洗いが意外と難しいことを実感してもらいました。
生徒さん達は、洗い残しの多さに驚くとともに、キレイに洗えるまで積極的に何度も手洗いにチャレンジしてくれており、楽しみながら手洗い方法を学んでくれました。
さらに洗い残し部分を印象づけるために、手の絵を描いた用紙に各自で洗い残し部分を色塗りしてもらい、家庭に持ち帰ってもらいました。
【手洗いの注意点】
- 料理の前、食事の前、トイレの後等、必要なタイミングで手洗いしましょう!
- 石けんを使って、しっかり泡立てて洗いましょう!
- 指の間、指先、手首等は、特に洗い残しやすいです。意識して丁寧に洗いましょう!
- 手洗いの後は、キレイなハンカチやタオルで手を拭きましょう!
手洗いチェックの様子
3.質疑応答及びアンケート
食の安全安心に関する質問や食の安全教室で感じたことを生徒の皆さんに発表してもらいました。
食中毒の危険性や予防法、手洗いの難しさ、大切さをしっかりわかっていただけたようでした。
食の安全教室終了後には、アンケートに協力してもらいました。
食の安全教室全体を通して、生徒さん全員が、たくさん手を挙げて意見を発表してくれました。また、水が冷たい季節にも関わらず、楽しんで何度も一生懸命手洗いしてくれました。アンケート結果からも、食中毒予防法やしっかり手洗いすることの重要性を感じていただけたことが伺えました。