ここから本文です。
食品のリスクに関する意見交換会 ~食中毒について、一緒に考えてみませんか~
学校教育関係者や保育所・認定こども園等の職員を対象に、食品のリスクや食中毒に関する理解を深めていただくために、意見交換会を開催しました。
日時:平成30年8月21日(火曜日)13時15分から17時00分
会場:大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)4階 大会議室3
参加者:29名(小中高等学校の家庭科担当教諭・栄養教諭等の学校教育関係者、保育所・認定こども園等の保育士・栄養士等)
主催:大阪府、内閣府食品安全委員会
内容
1 話題提供「食品安全の基礎と食中毒について」
内閣府食品安全委員会事務局 リスクコミュニケーション専門官 宮島 孝明
食品の安全を確保するための体制やリスク管理・リスク評価の考え方について説明するとともに、食中毒全般、特にカンピロバクター食中毒について、話題提供を行いました。
「食品安全委員会からの話題提供」についてはこちら(PDF:1,938KB)
2 話題提供「大阪府の食中毒発生状況及び衛生対策の取組について」
大阪府健康医療部 食の安全推進課 戸田 朋宏
大阪府域で発生件数の多いカンピロバクター食中毒やノロウイルス食中毒について、また、大阪府海域の二枚貝を原因とする麻痺性貝毒食中毒についても、具体的な事例を挙げて説明しました。
3 グループワーク及び意見交換
食中毒をテーマに、「誰を対象に、何を伝えたいか」について検討し、自由な発想で給食だよりを作成し、その内容を発表していただきました。どのグループも、対象者に興味をもっていただけるよう、創意工夫をこらした給食だよりを作成されていました。
【グループワークの発表内容(一部抜粋)】
- 保護者を対象に、「食中毒は1年を通して発生する」というメッセージを伝えるため、食中毒予防に関して特に気を付けてほしいことを内容に盛り込んだ。
- 保護者を対象に、チキンカレーの作り方という一連の工程を通して、食中毒予防について分かりやすく伝える内容にした。
- 生徒を対象に、手洗いの重要性を伝えるために、○×クイズで興味を持ってもらえるような内容にした。
「グループワーク及び意見交換会」についてはこちら(PDF:435KB)
4 アンケート
意見交換会終了後に、アンケートにご協力いただきました。
【参加者の感想(一部抜粋)】
- 話題提供や意見交換の内容を今後の給食だより等に活かしたいです。
- 給食だよりをふだん発行していないので、してみたいと思いました。他の方の作り方のポイントなども聞けてよかったです。
- すごく充実したグループワークでとても良かったです。
- 参加者全員が関われるように配慮してくださり、ありがとうございました。食中毒の説明もとても分かりやすく、勉強になりました。
- 本当にたくさんの知識を得ることができ、こういう機会があれば参加したいなと思います。