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大阪府消費者フェア2019
「大阪府消費者フェア」に食品表示や食品衛生に関する体験型のブースを出展し、啓発活動を行いました。
【大阪府消費者フェア2019】
日時:令和元年11月2日(土曜日)11時~15時
場所:大阪府咲洲庁舎1階フェスパ
主催:大阪府消費生活センター・大阪府消費者フェア2019実行委員会
総来場者数:3,042人
内容:SDGsに向けて、誰かのため、社会のためになる消費行動について考える参加型のイベント
消費生活に関するさまざまな情報を、ステージプログラム、手づくり・あそびコーナー、パネル展示などを通じて発信
大阪府消費者フェア2019(外部サイトへリンク)
内容
1.チョット見てみて食品表示!知ってトクする活用方法
食品パッケージやクイズなどを用いて、子どもから大人までに食品表示についてお伝えしました。
賞味期限 |
消費期限 |
---|---|
おいしく食べられる期限 |
この日を過ぎたら食べないほうがいい期限 |
ゆっくり悪くなる(いたむ) | はやく悪くなる(いたむ) |
スナック菓子、かんづめ、チョコレート、カップラーメン、 ペットボトルジュースなど |
おにぎり、牛乳、サンドイッチ、生の肉や魚等 |
- 栄養成分表示『〇×』クイズ
- 1.加工食品には、食品の熱量や栄養素の量がわかる「栄養成分表示」を必ず表示しなければならない?
→【答え】○
2020年4月1日以降に製造される加工食品については、原則栄養成分の表示が義務化になります。
ただし、業務用食品、量り売り・店内調理の食品、小規模事業者が製造から販売までを行う食品等は省略ができます。 - 2.栄養成分表示には、エネルギー(熱量)とたんぱく質、脂質、炭水化物、カルシウムの量が書かれている。
→【答え】×
(1)熱量(カロリー)、(2)たんぱく質、(3)脂質、(4)炭水化物、(5)食塩相当量の5つの項目を表示すると決まっています。 - 3.カロリーゼロと表示があれば、当然「0(ゼロ)」キロカロリーである。
→【答え】×
ゼロとは限りません。エネルギー(熱量)の場合、食品100g(100ml)あたり5kcal未満であれば、「カロリーゼロ」や「ノンカロリー」等の表示ができます。 - ➡食品表示に関しては、食の安全推進課のホームページをご覧ください(こちらをクリック)
- 1.加工食品には、食品の熱量や栄養素の量がわかる「栄養成分表示」を必ず表示しなければならない?
2.食品に含まれる食塩含有量と減塩のコツについて
食品模型やポスターを使用して、食塩含有量や日頃の食生活で簡単に取り組める減塩の方法についてお伝えしました。(健康づくり課)
- 食品に含まれる食塩の量をご存じですか?
カップラーメンやポテトチップス、漬物などの食品模型を用いて、それぞれに含まれる食塩の量を紹介しました。 - 来場者の方に「普段、食塩を食品あるいは調味料のどちらから多く摂っていますか?」をお聞きしました。
96名の方にご回答いただき、普段の食事の振り返りの機会にしていただきました。
結果は、食品からは40名、調味料からは56名でした。 - 野菜たっぷり適油適塩で、ヘルシーな「V.O.S.メニュー」のご紹介
→大阪府では、V.O.S.(野菜たっぷり・適油・適塩)メニューの普及を推進しています!詳しくはこちらをどうぞ!
3.肉の加熱に関してのアンケートの実施
大阪府の食中毒で最も多いのはカンピロバクター食中毒です。この食中毒になった人の多くは、鶏刺しや鶏タタキといった、生又は半生の状態の鶏肉を食べています。
そこで「お肉はしっかり焼いて食べていますか。」という質問を来場者に投げかけ、ボードにシールを貼って回答していただきました。
質問回答者99名 よく加熱している97名 よくは加熱していない2名
想像していたより来場者の方々は気を付けてくださっていることが判りました。今後も様々な場面で啓発をしていきたいと思います。
大阪府消費者フェアの様子
ブースの様子
オープニングの様子