ここから本文です。
食の安全教室2021
令和3年11月30日(火曜日)に大阪府立堺支援学校の高等部1年生を対象に「食の安全教室」を開催しました。
この教室は、これからの社会を担う生徒さんに、衛生対策の基本となる手洗いを中心として、食中毒予防の基礎知識を普及し、衛生意識の向上を図ることを目的として実施しました。(新型コロナウイル感染症対策のため、今年度は複数教室を使用し、密を避けて行いました)。
内容
1.食中毒予防の講義
スライドを使用して講義を行い、食中毒予防3原則「つけない」・「ふやさない」・「やっつける」、手洗いポイントについて学んでいただきました。
その後、確認クイズを行いました。
参考:食中毒の防ぎ方
講義及びクイズの様子
2.手洗い実験
食中毒予防3原則のうち「つけない」において重要な、手洗いについて学んでいただくため、「手洗い実験」を実施しました。
UVライトの光を当てると発光するローションを手に付けて手洗いを行い、普段通りの手洗いを行ってもらいました。
洗いきれずに残ったローションが光ることで、しっかり洗っているつもりでも、指の間、指先、手首等に洗い残しが多いことが分かりました。生徒さん達はそのことに驚きつつも、手洗いの難しさについて実感されているようでした。
つづいて、手洗い歌に合わせて楽しみながら手洗いの基本となる6つのポーズを覚えてもらいました。
その後、一回目に洗い残していた箇所に気を付けながらもう一度手を洗ってもらいました。正しい手洗い方法で手洗いをすることにより、一回目よりきれいにとれていることを実感していただくことができました。
【手洗いの注意点】
- 料理の前、食事の前、トイレの後等、必要なタイミングで手洗いしましょう!
- 石けんやハンドソープを使って、しっかり泡立てて洗いましょう!
- 指の間、指先、手首等は、特に洗い残しやすいです。意識して丁寧に洗いましょう!
- 手洗いの後は、キレイなハンカチやタオルで手を拭きましょう。
手洗い歌に合わせた正しい手洗い方法の説明の様子
手洗い実験の様子
手洗い歌と併せて「手洗いの手順」を配布しました。ダウンロードはこちら(PDF:856KB)
3.アンケート
食の安全教室終了後には、アンケートに協力していただきました。
アンケート結果からも、食中毒の予防法やしっかり手洗いすることの重要性を感じていただけたことが伺えました。