ここから本文です。
人権学習シリーズ わたしを生きる 自分のセクシュアリティを考えよう/4.わたしはゲイじゃない
「自分のセクシュアリティを考えよう」(めやす90分)
4.わたしはゲイじゃない
詳細な手順 |
ポイント |
---|---|
(30分) |
人数調整のためにファシリテーターが参加することはしない。 |
グループ分けをして、ロールプレイを実施する ★これからグループを作ってもらいます。3人もしくは4人でグループになってください。 ●グループになって座ったら、ワークシート3を1人1枚配付する。 ★それでは、ワークシートを読んで各グループ内で役を確認してください。役が決まったら、ロールプレイを始めてください。 ●ファシリテーターがAさんのセリフを読む。 *全部3人グループの場合は3回、4人グループがある場合は4回ロールプレイを繰り返す。 グループで感想を共有する ★各グループで感想を話し合ってください。 全体で感想を共有する ★各グループで話し合った内容を出してください。 発表内容にコメントする ●「カミングアウト」「アウティング」と板書する。 ★まず、今のワークに関連する言葉として、「カミングアウト」と「アウティング」について、説明します。カミングアウトとは、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の活動の中で生まれた言葉で、同性愛者が自分の性指向を言えずにいる状態を押入れ(クローゼット)にいる状態と見なして、そこから出てくること、すなわち、自分の性指向を表明することを「coming out of the closet」と言い、これを短縮して、カミングアウトと言うようになりました。 カミングアウトが自分が自分の意思で行うのに対し、アウティングは、他者が本人の意向とは関係なく行うものです。 |