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更新日:2022年6月27日

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令和4年(2022年)6月23日 知事記者会見で使用した資料の説明

会見項目「梅毒の感染状況と早期発見について」で使用した資料

梅毒の感染状況と早期発見について

  • 梅毒報告数が今年は過去最悪ペース(対前年同期比で約2倍)で推移しており、特に女性の10代後半から20代前半の増加が顕著。このままのペースで増え続けると過去最大となる。
    そのため、府民の皆さまへ、注意喚起をさせていただきたい。
  • 年齢別には、男性は20代から40代で70%、女性は20代のみで63%、10代から30代で85%を占めている。特に、10代後半から20代前半の女性の増加が顕著。妊娠中の女性からの母子感染により、胎児の死亡リスクの上昇や、骨や神経等の異常を招く恐れのある先天梅毒の増加が懸念される。
年齢別の報告数割合(2021年)

 

10歳未満

10代

20代

30代

40代

50代

60代以上

男性

0.4%

2.6%

25.2%

24.9%

20.2%

16.5%

10.2%

女性

0.8%

6.3%

62.9%

16.5%

6.6%

3.8%

3.1%

  • 感染経路は、主に性的接触で、異性間での性的接触が約7割。HIVと比べて感染力が強いといわれており、口周辺に皮膚症状がある場合にはキスで感染することもあるほか、コンドームで覆われていない部分の接触でも感染する可能性もある。
  • 梅毒の検査は、保健所や「chot CAST(チョットキャスト)」等で、HIV検査と同時に無料・匿名で受けることができる。血液検査で感染の有無がわかるので、疑いのある方や不安がある場合は、早期に検査を受けることをお願いしたい。

梅毒の症状と早期受診・治療について

  • 梅毒の症状は、感染後の経過期間によって異なり、しこりや発疹から始まり、治療しないまま数年経過すると、脳神経や心臓などに重大な障がいを起こすことがある。
  • これらの症状は、一定期間で消失したり、無症状で気づかないまま進行したりすることがある。その間にパートナーにうつしている可能性もあるため、パートナーにも検査を勧め、必要に応じて一緒に治療を行うことが重要。
  • 抗生物質による早期からの継続した治療で完治するため、気になる症状があれば、早期の医療機関受診をお願いしたい。
  • ただし症状が軽快したとしても、途中で治療を止めてしまうとさらに進行する可能性がある。完治するまでの継続した治療と、完治後も再度の感染の予防が重要。

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