ここから本文です。
地中熱ポテンシャルマップ
府域において地中熱利用設備の導入検討の際に活用できるよう、府は、国立研究開発法人産業技術総合研究所との共同研究により、大阪平野における地中熱ポテンシャルマップを2019年3月に作成し、6月に公表しました。
※地中熱ポテンシャル評価の解析については、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構「再生可能エネルギー熱利用技術開発/地中熱利用トータルシステムの高効率化技術開発及び規格化、および再生可能エネルギー熱利用のポテンシャル評価技術の開発/地下水を利活用した高効率地中熱利用システムの開発とその普及を目的としたポテンシャルマップの高度化」(平成26年度~平成30年度)で開発された手法を用いています。
国立研究開発法人産業技術総合研究所ホームページ(外部サイトへリンク)
地中熱ポテンシャルマップ(クローズドループ)
大阪平野の平均的な気象条件下において、100mの熱交換器を設置した際の可能排熱量・可能採熱量(W/m)や、一般的な戸建住宅に設置する際に必要とされる熱交換器の長さ(m)の分布を表したものです。
地中熱ポテンシャルマップ(クローズドループ)
可能排熱量
可能採熱量
必要熱交換器長さ
出典:産業技術総合研究所
地中熱適地マップ(オープンループ)
大阪平野の地質・地下水環境において、十分な地下水を確保するための一定の帯水層があるなどの地域の分布を表したものです。
出典:産業技術総合研究所
地中熱ポテンシャルマップのダウンロード
各種データは国立研究開発法人産業技術総合研究所ホームページよりダウンロードしてください。
なお、データの利用にあたっては、研究成果情報の利用ガイドライン(外部サイトへリンク)を必ずご確認ください。
- 地中熱ポテンシャルマップに関する説明資料はこちら(外部サイトへリンク)
- KMZファイルの利用方法はこちら(外部サイトへリンク)
- KMZファイルのダウンロードはこちら(外部サイトへリンク) ※N0.78を参照してください。
地中熱ポテンシャルマップの利用について
地中熱ポテンシャルマップに表示されている熱量は、平均的な条件を想定した計算値を示した目安値であり、熱量の値を保証するものではありません。
地中熱利用を検討する際は、必要に応じて実測を行ってください。
なお、大阪府は、本データの利用によって発生する直接または間接の損失、損害等について一切の責任を負いません。
参考)帯水層蓄熱利用
大阪市では、大規模な地中熱利用であるオープンループ方式(帯水層蓄熱型)について、帯水層蓄熱情報マップを地図情報サイト「マップナビおおさか(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)」上で公開しています。
地中熱利用について
地中熱利用については、「地中熱利用について」で詳しくご説明していますのでご覧ください。
地中熱利用設備の導入事例
大阪府域において地中熱利用設備を導入した事業者にヒアリングを行い、事例集として取りまとめました。
設置概要や設置者からの導入のきっかけ等の声を掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
地中熱利用セミナー
2019年8月9日金曜日に、「地中熱利用セミナー」を開催しました!
本セミナーでは、府域における地中熱利用設備の導入検討につながるよう、国⽴研究開発法⼈産業技術総合研究所との共同研究により作成した「地中熱ポテンシャルマップ」や地中熱利⽤に関する様々な情報や事例を紹介しました。
地中熱利用セミナーについては、「地中熱利用セミナーを開催しました」のページで詳しくご説明していますのでご覧ください。