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更新日:2011年4月25日

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平成23年度第12回大阪府戦略本部会議 議事概要【議題1】

議題1 「府政運営の基本方針2012」(案)について

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資料1 「府政運営の基本方針2012」(案)

「府政運営の基本方針2012」(案)(PDF:610KB)

「府政運営の基本方針2012」(案)(ワード:426KB)

別紙1 財政収支の見通し【23年2月版】

財政収支の見通し【23年2月版】(PDF:109KB)

別紙2 平成24~25年度の仮収支試算

平成24~25年度の仮収支試算(PDF:107KB)

平成24~25年度の仮収支試算(エクセル:43KB)

別紙3 「主な政策課題」の現状と論点

「主な政策課題」の現状と論点(PDF:1,387KB)

別紙4 平成24年度「知事重点事業」(案)

(1)平成24年度 知事重点事業(継続事業)(案)(PDF:107KB)
(2)平成24年度 「知事重点事業」(新規事業)(案)(PDF:245KB)

(1)平成24年度 知事重点事業(継続事業)(案)(PPT:129KB)
(2)平成24年度 「知事重点事業」(新規事業)(案)(ワード:82KB)

資料2 「大阪の成長戦略」の点検・強化

「大阪の成長戦略」の点検・強化(PDF:957KB)

「大阪の成長戦略」の点検・強化(PPT:2,180KB)

※企画室より、資料に基づき説明。

【知事】

  • 知事重点についての考え方を示す。
  • 知事重点事業は、これまでの成果の上に立って、しっかりと維持・継続ということも考えていただきたい。
  • 新規事業は、財政規律を堅持しながら、「特区」「エネルギー」「減災」「セーフティネット」の分野を中心に部局の考えを直接聞いた上で、最終判断する。
  • 現時点での知事重点事業(案)についての私の考え方は、各項目について、「【1】:記載の方向で実現に向けて検討を行うが、事業費・財源は精査するもの」「【2】:方向性は良いが、事業スキーム等についてさらに検討が必要なもの:「【3】:方向性は良いが、事業スキーム等について再考が必要なもの:「【4】知事重点事業としては再考が必要なもの」に分ける。
  • まず、「特区」。特区の二事業は【1】」。ただし、直営での実施については精査が必要。また、既存事業の検証も必要。
  • 次に「エネルギー」だが、まず、(7)「太陽光パネル設置に係る初期費用軽減融資事業」と(8)「中小企業に対する省エネ設備導入等電力需給対策貸付事業」と(13)「都市インフラを活用した新エネルギー政策の推進」は、【1】。ただし、太陽光パネルは全量買取制度が決まらないことには設置のメリットが見えてこない。(9)の「まちまるごと太陽光パネル設置支援事業」は、仕組みとしておもしろいので【2】。(2)「府有施設まるごとソーラー事業」と(3)「コージェネレーションシステム等稼働支援事業」の事業者用と(10)「府営住宅における太陽光パネル・LED照明の設置」は【3】。
  • その他は【4】。(1)「緊急節電大作戦」は関電の電気予報等で対応すべき。改めてポスターを作ったりするのは止める。(3)「コージェネレーションシステム等稼働支援事業」は、電力源の分散化・多元化という着眼で、電気からガスへというのは良い。しかし、個人や企業に補助金を打つのは疑問。電気料金が上がれば、自然にコージェネレーションシステムは再稼働すると考えられるので、事業者向けで何か知恵が絞ってほしい。
  • 「水と光のまちづくり推進費」は【3】。府市統合本部の議論を踏まえて、府市で足並みを揃える必要がある。
  • 「立地戦略」。りんくうの二事業は、立地関連として改めて別に議論する。国際医療交流には、ぜひ「統合医療」「自由診療」の視点を入れてほしい。
  • 「減災のまちづくり」。(1)「水門遠隔化・鉄扉電動化、防御施設浸水対策」、(2)「避難誘導」、(3)「津波防御施設等の総点検」は、必要性・緊急性が高いため【1】。それ以外は【3】とする。
  • 「セーフティネット」。(7)「子どもを性犯罪から守る推進事業」は条例とセットなので【1】。(1)「障がい者就労支援強化事業」、(2)「アートを活用した障がい者の就職支援」、(3)「障がい者地域生活支援体制整備事業」、(6)「児童虐待施設退所後訪問型支援事業」は、いずれも切迫した課題であり、緊急性は高いため、【2】。(4)「高次脳機能障がい者社会復帰支援事業」、(5)「重症心身障がい児(者)の地域ケアシステム整備」は【3】。
  • 「府営住宅再編整備プロジェクト」は、市町村移管という重要なテーマなので【2】。
  • 「工科高校を中心とする実業教育充実」は、産業人材育成というテーマなので【2】。
  • 「高等学校支援教育力充実事業」は、重要なテーマなので【1】。ただし、事業スキームは、自立支援推進校の教員が府立高校に出向くことになっており、逆に、府立高校の教員が、授業のない時間を利用して自立支援推進校に行って学べばよいのではないか。考え方は以上。

【木村副知事】

「世界をリードする大阪産業」の中で、特区の話は出たが、クリエイティブビジネスモデルは「ターゲットの明確化が必要」とあり、これから議論することとなる。成長戦略でハイエンド都市=新たな付加価値を生み出す都市を打ち出し、あるいは国際戦略総合特区での扱いや、新たに検討していただいている立地戦略といった中で従来型のものづくりだけではなくて、ソフト産業を含めたクリエイティブなビジネスモデルについて何らかのアプローチを取り上げるのは魅力的だと私は思っている。これから部局のヒアリングもある。中身はまだイメージだけなので、引き続き相談させていただきたい

【政策企画部長】
府市で「大阪の成長戦略」を一本化して取り組んでいくときに、「主な政策課題」について、それぞれ各部局がどんな役割を果たしていくかということを明確にしていくことが大事。そのことについては、あらためて副知事間で協議をいただきたいと思っている。

【知事】
大阪市も副市長が決まりそう。部局間のカウンターパートもそろそろ決まってくる。府市統合本部、そして統合本部以外でも市長とは議論している。地球温暖化対策に係る条例についても、3日間の議論で、大阪市と調整がついた。それぞれのカウンターパート、そして、副市長が決まれば、副知事と副市長が協議してほしい。副知事には府庁内のハンドリングをお願いしておきたい。

【小河副知事】
部局によっては既にやってくれている。都市整備部は体制を作っており、危機管理もやろうかというところ。それを部会にするか事務的に進めるかは議論があるところ。実質的には動いている。

【綛山副知事】
統合本部に関しては、私にとっては悩ましい2つの条例案がそろそろ審議に入るだろうと思うが、それ以外に、本来の目的である府市が協力して府民・市民にメリットのあるものを模索していかなければならない。そしていつも言っていることだが、互いに押し付けたり、押し付けられたりすることなく進めていくことが重要。それが資料1の18~19頁に書いていること。今の制度は、広域自治体の大阪府と、政令市の大阪市。あるべき姿としては後々の議論があると思うが、我々としては現行制度における権限・財源を十分認識しつつ、カウンターパートができてくれば、府市が共通で議論してメリットを生み出す。そこに力を入れていく形で取り組んでいきたいので、統合本部での決定をうまくやっていただければありがたい。

【政策企画部長】

  • 知事重点事業については、本日の知事からの指示も踏まえて、知事復活で予算要求をしていただくことになる。そこであらためて知事と議論していただき、最終的に判断をいただくということにしたい。
  • 「府政運営の基本方針2012」については、本日の会議にて決定とする。

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