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更新日:2011年5月10日

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平成23年度第2回大阪府戦略本部会議 議事概要【議題2】

議題2 住宅まちづくり部長マニフェスト

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資料2-1 平成22年度住宅まちづくり部長マニフェスト評価・検証シート(案)

平成22年度住宅まちづくり部長マニフェスト評価・検証シート(案)(PDF:313KB)

平成22年度住宅まちづくり部長マニフェスト評価・検証シート(案)(ワード:267KB)

資料2-2 平成23年度住宅まちづくり部長マニフェスト(案)

平成23年度住宅まちづくり部長マニフェスト(案)(PDF:490KB)

平成23年度住宅まちづくり部長マニフェスト(案)(PPT:626KB)

(住宅まちづくり部長より資料に基づき説明)

【小河副知事】

  • 自己採点が甘い気がする。前部長のときにまちづくり政策に転換したので、ある程度やむを得ないが、全体として、府民に認識してもらっていないのに「達成」と言えるのか。ここは今年度がんばってもらいたい。
  • 今年度マニフェストで、泉北ニュータウンを含む公的賃貸住宅のあり方については、法律が絡んでいるので、国に対して制度改正を求める等の提案をしていかないといけない。府でまとめるだけではだめ。

【住宅まちづくり部長】
今年度、泉北ニュータウンでできることをまとめ、それを提案していく。

【小河副知事】

  • 今年度内に策定だけではなく、国への提案までしてほしい。
  • 災害関係の取組みは大事なこと。不燃化の対策などを、府民の皆さんにわかってもらえるようにしてほしい。去年、みなさんが現場に行って努力してくれていることはわかるけれど、府民のみなさんには伝わっていない。これをどうやって伝えていくか。

【住宅まちづくり部長】
工夫したい。

【綛山副知事】

  • 府営住宅のストックの活用について。どこかの団地をとらえて、市町村と一体になって、大規模団地はこうすればこうなる、こういうまちづくりにつながるというものがほしい。それを見てもらえれば、市町村も地域の資産として有効活用することがわかってもらえるのではないか。
  • もうひとつ。府営住宅の駐車場の有効活用は基本的に良い発想だが、余剰分を地域の駐車場としてコインパーキングにするという発想だけでよいのか。ストックの有効活用として、駐車場以外の活用もないか、ベストチョイスを探ってほしい。

【住宅まちづくり部長】

  • 副知事ご指摘の点は検討している。市町との研究会で具体例を示し、地域ニーズに即した活用を図る。
  • また、駐車場だけでなく、カーシェアリング等での活用もできればと考えている。

【総務部長】
住宅政策の再構築について。去年、府営住宅の半減という議論が衝撃的に受け止められたが、では府営住宅が今後どういったものになっていくのかイメージが見えない。リフォーム・リノベーションなどの個別事業を通じて、府営住宅の全体像はどういう姿になるのか。それを住宅まちづくりマスタープランの中で示すのか。

【住宅まちづくり部長】
「マスタープラン」で大きな方針を掲げ、それとは別に、府営住宅の数や建替えをどうするかといった方針を「ストック活用計画」で示す。

【小河副知事】
福祉のセーフティネットの部分も一緒に動くのか。

【住宅まちづくり部長】
できるところからやっていく。

【知事】
マスタープランにはどのようなことが書かれるのか。

【住宅まちづくり部長】
府営住宅では、方針を変えるというところまでをマスタープランで記載。具体的に府営住宅の建替えをどうするかはストック活用計画で記載。個別の団地については事業計画で記載。

【知事】
ほかにマスタープランで書くことは何になるのか。

【住宅まちづくり部長】
住宅まちづくり部の全体施策について記載する。住宅情報をどうやって提供するかなど。今後10年間の計画なので、今後検討していくこと等も含めて記載する。

【知事】
大阪全体のまちの姿については記載されるのか。

【小河副知事】
10年後、公的・民間あわせた大阪の住宅のめざす方向を出すのか。

【住宅まちづくり部長】
それを出すかどうかは別の問題。

【小河副知事】
それを出さないといけないのでは。個別事業を積み上げていくとおかしくなる。

【総務部長】
今までやってきた施策を積み重ねただけのものになってしまう。

【知事】
マスタープランでは、たとえば、エコタウンをめざすとか、地域それぞれの住宅がどうなるとか、そういう話はしないのか。

【住宅まちづくり部長】

  • マスタープランには、セーフティネット等個別の施策についての方針と、密集市街地等の地域ごとの方針の二つを記載する予定。
  • 地域ごとの方針を、府民がわかりやすいように工夫する。

【総務部長】
従前から作ってきたマスタープランをそのまま作るだけでは再構築にならない。マスタープランを策定するに当たっては、再構築のアウトプットとなるようご検討いただきたい。

【住宅まちづくり部長】
表現の仕方を含めて工夫したい。

【知事】
以前のマスタープランは、どれくらいの地域に分けていたのか。北摂などのくくりか。

【住宅まちづくり部長】
そうではなくて、歴史的なまちやニュータウンなど、地域の類型で分類。

【知事】
北摂や南河内などの地域がどうなるか、今の具体的な大阪の状況をみて、こういうところをめざすというところまではできないのか。

【総務部長】
それは総合計画になってしまう。

【小河副知事】
総合計画もあるが、住宅として、大阪全体の方向性、各地域の方向性は出せるのでは。そのうえで、特色を生かしながら各地域で景観配慮、民間住宅を集中的に、などのブレイクダウンになるのではないか。

【知事】
マスタープランをどうやって作っていくかは詰めてもらいたい。

【企画室長】
おそらく、住宅まちづくり部で考えておられるのは、府民の求める住まいのありようとしての大阪のすがた。知事のおっしゃっているのは、都市機能も含めた大阪の地域整備全体のありようとして、個別の地域がどうなのかということだと思う。両者は異なると思う。住まいのありようというところで、住宅まちづくりマスタープランというものがあると思う。

【小河副知事】
しかし今後は、まさにもう少し広い政策的なものも含めてやろうということ。

【企画室長】
企画室としても、住宅まちづくり部と一緒に進める。大阪のそれぞれの地域のあるべき姿がどうなっていくかについては課題としてあると思う。今回のシートで住宅まちづくり部としては、そこまでは書けないのではないかと考える。

【住宅まちづくり部】
総合計画を受けて、都市計画として作っている「都市計画区域マスタープラン」があるが、幹線道路についてなど非常に粗いもので、住まいのところまで落とし込んだものではない。その粗いものと、我々が作るマスタープランとの中間的なものが必要だという認識はあるので、企画室とも相談しながら、チャレンジする。

【知事】
住宅まちづくり部は大転換をしてもらったので、今年度が勝負。よろしくお願いする。

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