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更新日:2024年6月21日

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認知症サポーター

認知症サポーターキャラバン

認知症の人と家族への応援者である「認知症サポーター」と認知症サポーター講座の講師役となる「認知症キャラバン・メイト」を養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指しています。
大阪府では、2026年度末までに認知症サポーターを100万人養成することを目指して、府内の市町村や地域の方々と協働し、「認知症サポーター」の養成に取組んでいます。

今後、高齢化が進むにつれて、認知症の方の増加が見込まれています。誰もが認知症についての正しい知識をもち、認知症の方や家族を支えることができれば、認知症の方や家族が安心して暮らすことができます。認知症の方や家族の応援者である「認知症サポーター」を一人でも増やし、安心して暮らしていくことのできるまちをみんなで作っていきませんか。

認知症サポーターキャラバンのキャラクター(オレンジ色のロバ)の絵

認知症サポーターとは

「認知症サポーター」とは、認知症を正しく理解し、認知症の方やそのご家族を自分のできる範囲で温かく見守り支えていく人のことです。

たとえば、

認知症に対して、正しく理解し、偏見をもたない。

認知症の人や家族に対して温かい目で見守る。

近隣の認知症の人や家族に対して、自分なりにできる簡単なことから実践する。

など、認知症サポーターとは具体的な援助はできなくても、認知症の人やその家族の「応援者」となっていただく人です。

認知症サポーターには「認知症の人を応援します」という意思を示す認知症サポーターカード等が渡されます。

大阪府認知症サポーターカードの表面大阪認知症サポーターカードの裏面

上の認知症サポーターカードは大阪府の認知症サポーターカードです。各市町村等で配布しているものとは異なります。
※令和2年度までは認知症サポーターの証としてオレンジリングが全国一律で配布されていましたが、令和3年4月以降は、原則として
講座の実施主体者である市町村・都道府県及び企業・職域団体ごとに作成される認知症サポーターカードが渡されます。
認知症サポーター講座の「受講の証」のかたちは、地域ごとや受講した年度により異なる場合がありますが、「認知症の人を応援します」との意思表示であることは全国共通です。

認知症サポーターになるには

「認知症サポーター養成講座(約90分程度)」を受講すれば、誰でも「認知症サポーター」になることができます。
「認知症サポーター養成講座」はお住まい・お勤め先のある市町村において、地域の住民や事業所の方々を対象に開催されています。

この講座では、キャラバン・メイトが講師となり、認知症に関する基礎知識や認知症の方への対応の仕方に関してグループワーク等を行います。

開催日時や開催場所等の詳細につきましては、お住まい・お勤め先のある市町村にお問い合わせください。

認知症サポーターに関する市町村窓口については、こちら

チームオレンジ

認知症サポーターが正しい理解を得たことを契機に自主的に行ってきた活動をさらに一歩前進させ、地域で暮らす認知症の人や家族の困りごとの支援ニーズと認知症サポーターを結びつけるための「チームオレンジ」の取り組みが、2019年度より開始しています。
認知症サポーターには、チームオレンジのメンバーとして、認知症の人やその家族と向き合い、外出支援、見守り・声かけ、話し相手等の各種活動の実践が期待されています。
チームオレンジの活動事例については、こちら

認知症サポーター養成講座の取組事例

認知症の人や家族にやさしいまちづくりのため、府内の企業、学校、官公庁等でも認知症サポーター養成講座が開催されています。

企業

鉄道会社や銀行等の企業では認知症サポーター養成講座が開催され、認知症の方に対するサービス向上に取り組んでいます。

公共交通機関の窓口に認知症サポーターのステッカーを掲示した写真民間企業の職員が認知症サポーター養成講座を受講している写真1

「大阪府高齢者にやさしい地域づくり推進協定」の締結企業においても、認知症の症状等による行方不明高齢者の早期発見・保護への協力や見守り等を通じて高齢者にやさしい地域づくりの実現を図るため、認知症サポーター養成講座を開催し、認知症についての理解を深める取り組みを行っています。

民間企業の職員が認知症サポーター養成講座を受講している写真2民間企業職員が腕にオレンジリングを付けている写真

学校

学校ではキッズサポーター養成講座が開催され、子ども達が認知症の方との接し方について学んでいます。

学校で実施されたキッズサポーター養成講座の写真1学校で実施されたキッズサポーター養成講座の写真2

警察

大阪府警察ではキャラバンメイトの資格を取得した警察官が、実演を交えながら認知症サポーター養成講座を開催して、多くの警察官が認知症への理解を深められるよう各警察署での実情に応じた養成講座に取り組んでいます。

大阪府警の職員が認知症サポーター養成講座を受講している写真1大阪府警の職員が認知症サポーター養成講座を受講している写真2

認知症に関するリーフレット

大阪府では平成24年度に認知症を正しく理解し、認知症の人や家族に対してできる範囲で支援していくことの必要性を伝えるために、啓発リーフレット「認知症を学び地域で支えよう」を作成しています。認知症サポーター養成講座の教材として使用する等、ぜひご活用ください。

「認知症を学び地域で支えよう」はこちら

また、国立研究開発法人国立長寿医療研修センターのホームページに、ダウンロードしてご活用いただけるパンフレット「認知症とともに幸せに生きる」及び事業者別リーフレットが掲載されています。

国立研究開発法人国立長寿医療研修センターホームページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

参考リンク

認知症サポーターキャラバンとは(全国キャラバン・メイト連絡協議会ホームページ)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

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