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更新日:2022年2月24日

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公益社団法人 大阪府精神障害者家族会連合会 要望書

要望受理日 令和4年1月24日(月曜日)
団体名 公益社団法人 大阪府精神障害者家族会連合会
取りまとめ担当課 府政情報室 広報広聴課
表題 2021年 大家連 要望項目

要望書

大阪府知事 吉村洋文様

大家連発第9号
令和4年1月24日

公益社団法人 大阪府精神障害者家族会連合会
会長

2021年 大家連 要望項目

本年度は、コロナ感染状況の増減を繰り返し、大家連活動もその状況のなか、様々な制約を受けてまいりました。年度の残りも少なくなりましたので、例年の要望項目から精査し本年度は以下要望いたします。

医療

  • (1)コロナ感染の際、精神科医療機関入院者および、地域医療機関通院者のコロナ専門治療医療機関での治療を可能にする連携の在り方と、具体的な受け入れ医療機関を提示していただくこと。
  • (2)コロナワクチン3回目接種には入院中の精神科病院、通院中の精神科医療機関において可能にするよう、大阪府、市町村の医師会に働きかけていただくこと。
  • (3)(精神障害者と家族からの)24時間365日の精神保健福祉に関する相談窓口の設置
  • (4)身体拘束の時間規定の設置実現(WHO世界原則では上限4時間 現行 精神保健福祉法に時間規定なし)に向けて、医療機関での身体拘束・行動制限(保護室使用など)記録の義務化指導と患者側の人としての訴え、尊厳をくみ取った身体拘束・行動制限(保護室使用など)の最小化(時間のみならず飲料水、食事提供のありかた、トイレの水の自己管理、トイレットペーパーの設置、部屋の清潔、窓の設置など)への実地指導をしていただくこと。

地域生活

  • (5)すべての市民への精神疾患理解及び精神障害者への人権教育の義務化を。
    「内容」
    『精神疾患に関わる理解』のテキストを作成し、学習の実施。
    「障害者権利条約」「障害者差別解消法」「大阪府障害者差別解消条例」の要約テキストを作成し学習の実施
    家族の体験をお話しする場の確保
    「対象者」
    大阪府下、公立、私立 小学校、中学校、高校、大学、専門学校すべての教職員、児童生徒、学生
    医療関係者、(医師、職員、看護師、薬剤師)
    一般市民(地域自治会、民生委員、事業所、行政機関、障害者施設事業所それぞれの全職員)
  • (6)「精神障害者にも対応した地域包括ケアシステム」略称「にも包括」の早期具体化。
    対象者と具体的な事業名の明確化と公表。
    住まいの確保、訪問医療、その他の推進事業の具体的提示とその進捗状況と財政的裏付けと今後の見通しの公表。
  • (7)障害者虐待防止法に医療機関、および幼稚園、保育所、公立、私立すべての学校を対象にするべく、国がどのように検討を進めているのかご教示ください。

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