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更新日:2012年4月16日

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平成24年度第1回大阪府戦略本部会議 議事概要【報告2】

報告2 大阪府市都市魅力戦略について

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資料2 世界的な創造都市に向けて~グレート・リセット~ 中間報告(案)

世界的な創造都市に向けて~グレート・リセット~ 中間報告(案)(PDF:774KB)

世界的な創造都市に向けて~グレート・リセット~ 中間報告(案)(PPT:1,210KB)

※府民文化部より、資料に基づき説明。

【木村副知事】
1ページ左の組織について確認したい。アーツカウンシルは新しい組織として理解したが、大阪観光局は、大阪観光コンベンション協会や21世紀協会との関係、3つ目の水と光の関係では、それなりに苦労して委員会の整理をしたとのことだが、既存の組織との関係、移行についてはどう考えているか。

【府民文化部】
大阪観光局についてこの内容を具体化するためのベースに一番近いものは、大阪観光コンベンション協会(OCTB)であろうと思う。OCTBの事業内容は戦略案の想定に近いが、組織のあり方も含め、より競争原理を導入することが必要。組織のあり方を幅広く議論する中で、戦略の事業の母体とするに相応しいのか、あるいは新たに組織を設置する必要があるのか議論していきたい。当面はOCTBを頭に置きながら議論していく。

【知事】
OCTB、21世紀協会では実務をやれる強い組織にならないと思う。観光局は役所とは切り離し、府市統合本部の直轄で局を置きたい。目標を定めて実務をやってもらう。例えば観光客を2年で倍増する、そのためにこういうことをやるということを実際に実務をやれる組織を作りたい。OCTBと21世紀協会はイベントをやるばかりで目標の実現力に欠けるのでは。

【府民文化部長】
OCTBや21世紀協会を事業主体の前提にするという考えはない。3ページにもあるように、組織力の強化として、経営トップに外部人材を登用して分野のスペシャリストを呼んでくる。その下のメンバーにも、新たな提案をしていただける人材が欲しい。知事がおっしゃったように、一定の目標値を設定してそれができなければメンバーを全て替えるような仕組みを取り入れたい。既存組織にいる方ができるのかどうかは議論の対象となるが、存置しつつ改組してやるという決定はしていない。あくまで理想を追いかけてその中でどういう形ができるかを検討していきたい。

【木村副知事】
知事がおっしゃっているのは役所の組織にしようという発想か。

【知事】
権限とお金が無いと動かない。

【府民文化部長】
役所の部分では、今回の府市統合で大阪市のゆとりとみどり局と我々が同じ場所で仕事をさせていただくことができれば一番いいと思っている。ただ役所がリードするより、民間が引っ張っていくことを基本としたい。お金の段取りは行政がやる。行政は行政として府市一体でやっていけるような工夫をしたい。

【知事】
局長の身分もある。観光局が実際強力に動く組織になるには、OCTB、21世紀協会はちょっと違うと思う。

【総務部長】
府民文化部長の言われたとおり、組織の目指すべき方向が示されているので、現時点で統合本部の直轄組織として決めるのではなく、理想型に向けてどうしていったらいいのか議論し、その上で、既存組織を使わないとなれば既存組織をどうするかという議論をしないといけない。今日の時点では目標に向けた組織を目指すということで、その形態はこれから検討していただくということで、どうか。

【知事】
組織のトップは実際に観光業をやっている人。そういう人が来て、具体的にこういうことをやれば大阪に今の観光客を倍増できるとか。できなければ責任をとってもらう、そういう組織にしてもらいたい。

【府民文化部長】
まさにこの観光局はそう考えている。

【綛山副知事】
3ページのCEOはそういう意味。トップにはそういうセンスがある人になってもらい、行政とは違った観点で考えてもらう。府市で議論をするから府市の事業の融合ということになるが、もともと大阪府の都市魅力戦略があり、府内市町村を含めた、全体としての大阪府の魅力づくりの議論をしてきた。今、府市の議論だからエリアは大阪市域内となっているが、それでとどまるのでなく、もっと広域的な部分もある。それらを含めて観光局をどうするのか考えていった方がよい。

【府民文化部】

  • あくまでも大阪府の都市魅力戦略をベースにしながら、市の内容をそこに入れてきてもらう。我々は府域全体の都市魅力戦略をベースに議論する。
  • 水と光のまちづくりのオーソリティについては3ページ右側記載のとおり、4点ほど記載しているが、3点目の規制緩和について、川沿いで事業を展開するには河川区域、公園区域であるため、様々な規制がある。今の有識者の見解ではそういう規制の許認可権限まで委ねるような組織にすべきではないかという議論がある。そうなると水都大阪推進委員会では組織的に対応できなくなる。逆に法律改正まで含めていきなりできるのかという議論もある。その場合には推進委員会の機能を利用しながらワンストップ窓口としての整理が現実的なので、今後の議論になってくる。

【政策企画部長】
あるべき論から整理をしていただくことにさらに留意していただくということでよろしくお願いしたい。

【知事】
観光局はいつ立ち上げるのか。

【府民文化部】
予算が必要なので25年度に向けて整理をしていきたい。

【知事】
少し遅い気がする。補正予算もあるし、実質適任者が居れば予算はなんとかなる。

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