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平成24年度第1回大阪府戦略本部会議 議事概要【報告1】
報告1 グランドデザインについて
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資料1-1 「グランドデザイン・大阪」をまとめるにあたって | ||
資料1-2 「グランドデザイン・大阪」(素案) |
※住宅まちづくり部より、資料に基づき説明。
【総務部長】
位置づけの所で、これは議論のためのたたき台で、今、府民の意見を聞いていると説明があった。最終とりまとめの時には、このグランドデザインの性格はどういうものになるのか。
【住宅まちづくり部】
最終は行政計画としてまとめていく。府市統合本部で議論をふまえ、府市それぞれ持ち帰って意思決定を行うという形になると思うが、最終は行政計画として位置づける。
【知事】
統合本部会議で、堺屋先生からグランドデザインの哲学についてペーパーで提案いただくということになったが、出ているか。
【住宅まちづくり部】
未だである。前回の都市魅力戦略会議で堺屋先生が発言された際に、哲学的なことをおっしゃったので、それは参考にしようと思っている。
【総務部長】
この内容は全て行政がやるのではなく、民間が主体的に取り組んでいただく内容も含まれている。行政計画にするということであれば、その区分けをきっちりしておかないといけないので、庁内議論をしっかりしていただきたい。
【住宅まちづくり部】
事業主体の面と、指摘されている2050年までの期間について、いつまでに何をするか明確にしていきたい。
【小河副知事】
昨日特別顧問の安藤忠雄先生と話した。安藤先生も「遠い将来のことと近くのことが同時に議論されたりするので気を付けて」ということと、「御堂筋などでも、規制、壁面の規制などを全体としてきちんとしないと、バラバラになる」もう一つ、「有るものは活かしていく考えが大事。また、無いものをどう作っていくか、きちんと整理すべき」と言われた。
【綛山副知事】
この資料は大きな方向性であって、個別の取組みについては、一番最後のページで「協議会などを設置し、利用者の視点を踏まえた取り組みを重視」となっており、どういう形でいくのか、ファジーな感じがするが、先ほど説明のあったように、それを敢えて行政計画としてまとめていきたいという理解でよいか。何をどうするかまではここでは示しておらず、できるものから個別に処理していく、全体は大きな方向性として認識をしているという理解でよいか。
【住宅まちづくり部】
大きな方向性はしっかり行政計画として示すが、個別の取組みについて、役所が全部やっていくということではない。そのエリアで協議会という形をとるかどうかはあるが、皆さんの意見を集約して醸成しながら進めていくという、新しいやり方で進めていきたい。但し、しっかり行政が投資しなければならない部分は明示する。
【木村副知事】
大きなプランについては、これまでも、関西経済同友会や大阪商工会議所から色々なプランが出ている。そういう既存の経済界のプランとの整合はどう理解すればよいか。
【住宅まちづくり部】
例えば、うめきたであれば、関経連、同友会から、その他色々なエリアも含めて提言をいただいている。今回の案では、それも踏まえて考えており、完全ではないが一定整合性を持たせている。併せて、議会の皆さんのご意見をお伺いしつつ、できれば経済界、鉄道も含めて民間の皆さんに出向いてご意見、ご提案をいただきながら、うまくまとめて、整合を図っていきたい。
【政策企画部長】
それでは、行政計画としての位置づけ、時間軸の整理、主体・役割論、他団体との調整、既存ストックの活用、哲学も含めて整理をしていくということで。