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住宅地等における農薬使用について
農薬は適切に使用すれば安全な資材ですが、適正に使用されないと、人畜に危害を及ぼす恐れがあります。住宅地に近い場所等で農薬を使用する場合は、農薬の飛散を原因とする住民、子ども等の健康被害が生じないよう十分に配慮して下さい。
農薬を使用する場合に配慮すること
公園、街路樹等において
- 状況に応じて防除を行いましょう。
発生状況に応じた適切な防除を行いましょう。病害虫が発生していないのに、定期的に農薬を散布するのはやめましょう。 - まずは農薬を使用しない方法を検討しましょう。
害虫を捕殺する、被害を受けた枝や葉を切り取る等、農薬を使わなくてもできる防除を優先して行い、やむを得ない場合のみ農薬による防除を選択しましょう。 - 農薬を使用する場合、散布以外の方法を検討しましょう。
誘殺、塗布、樹幹注入、粒剤使用など、散布以外の方法を検討しましょう。 - 事前に十分な周知を行いましょう。
農薬を散布する場合には、散布日時や使用する農薬などを、あらかじめ、周囲に住んでいる方や近くを通行する人に看板などで十分伝えましょう。 - 散布中や散布後に人が入らないようにしましょう。
散布中や散布後に看板等を配置して、散布区域に人が入らないようにしましょう。
住宅地周辺の農地において
- 農薬使用の回数及び量を減らしましょう。
病害虫に強い作物や品種の栽培、病害虫の発生しにくい適切な土づくりや施肥の実施等を行い、農薬使用の回数及び量を減らしましょう。 - 農薬の飛散防止に努めましょう。
粒剤や農薬の飛散を抑制するノズル等を使用し、農薬の飛散防止に努めましょう。 - 事前に十分な周知を行いましょう。
散布日時や使用する農薬などを、あらかじめ、周囲に住んでいる方や近くを通行する人に看板などで十分伝えましょう。
参考
「住宅地等における農薬使用について」(平成25年4月26日付25消安第175号・環水大土発第1304261号農林水産省消費・安全局長、環境省水・大気環境局長通知)(外部サイトへリンク)