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令和6年度食品、添加物等の夏期一斉取締りの実施結果
1 実施期間
令和6年7月1日(月曜日)から同月31日(水曜日)まで(閉庁日除く)
2 実施機関
各保健所、羽曳野食肉衛生検査所、食品衛生広域監視センター、中央卸売市場食品衛生検査所及び食鳥検査センター
3 立ち入り監視指導結果
(1)立ち入り施設数
5,483施設
(2)食品衛生に係る違反
- 違反施設数:262施設
- 違反件数:279件
法令違反279件のうち99件が衛生管理計画の未作成によるものでした。これら施設に対しては、各業界団体が作成した手引書等を配布し、「HACCPに沿った衛生管理」について改善指導を行いました。
また、その他の違反(食品衛生責任者の変更不届、設備不備など)があった施設に対して、口頭指導等により改善を図りました。
(3)食品表示に係る違反
- 違反施設数:29施設
- 違反件数:36件
食品表示について監視を行ったところ、添加物、アレルギー表示の不備等が見られました。これらの不備があった事業者に対しては、口頭指導等により改善を図りました。
なお、大阪府(政令指定都市、中核市を除く。)以外の行政機関が管轄する事業者については、関係行政機関に通知しました。
4 食品等に対する試験検査結果
(1)食品衛生法に係る検査
- 検体数:495検体(国産品402検体、輸入品93検体)
- 検査項目:理化学検査(食品添加物、残留農薬等)、微生物学検査(腸管出血性大腸菌等)
- 違反検体数:1検体
(2)食品表示法に係る検査
- 検体数:141検体(国産品114検体、輸入品27検体)
- 検査項目:理化学検査(食品添加物)
- 違反検体数:0検体
5 消費者等に対する啓発
消費者等を対象とした講習会等を開催し、食品衛生や食品表示に関する正しい知識の普及啓発に努めました。その他、広報誌やリーフレット、SNS等を活用して食中毒予防等の啓発を行いました。