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令和5年度食品、添加物等の夏期一斉取締りの実施結果
1.実施期間
令和5年7月1日(土曜日)から同月31日(月曜日)まで(閉庁日除く)
2.実施機関
各保健所、食品衛生広域監視センター、中央卸売市場食品衛生検査所、羽曳野食肉衛生検査所及び食鳥検査センター
3.立ち入り監視指導結果
(1)立ち入り件数
5,612件
(2)施設にかかる違反
- 違反施設数:172施設
- 違反件数:320件
≪内訳≫
食品衛生法違反:145件
食品衛生法施行規則違反:137件
大阪府食品衛生法施行条例違反:38件
食品衛生法違反320件のうち107件がHACCPに沿った衛生管理の実施状況の不備でした。実施状況に不備のあった施設に対しては、各業界団体が作成した手引書等を配布し、改善のための指導を行いました。
その他の違反施設に対して、口頭指導等により改善を図りました。
(3)食品にかかる違反
- 点検品目数:10,142品目
- 違反品目数:64品目
≪内訳≫
食品衛生法で定める保存基準違反:3件
食品表示法で定める表示基準違反:衛生事項72件
品質事項37件
保健事項8件
食品の基準違反の事業者に対して、口頭指導等により改善を図りました。
なお、大阪府(政令指定都市、中核市を除く)以外の行政機関が管轄する事業者については、関係行政機関に通知しました。
4.食品等に対する試験検査結果
食品衛生法に係る検査
- 検体数:628検体(国産品548検体、輸入品80検体)
- 検査項目:理化学検査(食品添加物、残留農薬等)、微生物検査(細菌規格)
- 違反検体数:0検体
食品表示法に係る検査
- 検体数:201検体(国産品157検体、輸入品44検体)
- 検査項目:理化学検査(食品添加物)
- 違反検体数:0検体
5.消費者等に対する啓発
消費者等を対象とした講習会を開催し、食品衛生や食品表示に関する正しい知識の普及啓発に努めました。
その他、広報誌やリーフレット、SNS等を活用して食中毒予防等の啓発を行いました。