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更新日:2022年3月1日

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令和3年度食品、添加物等の夏期一斉取締りの実施結果

1.実施期間

令和3年7月1日(木曜日)から同月31日(土曜日)まで(閉庁日除く)

2.実施機関

各保健所、食品衛生広域監視センター、羽曳野食肉衛生検査所、中央卸売市場食品衛生検査所及び食鳥検査センター

3.立ち入り監視指導結果

食中毒の原因施設となる可能性の高い施設、持ち帰りや宅配等を行う飲食店等を中心に立ち入り、監視指導を行いました。
監視に際しては、食品の衛生的な取扱いや施設の衛生管理、食品表示法に基づく適正表示の徹底等について指導するとともに、食品衛生法の改正に伴う営業許可制度と営業届出制度の対象となる施設に対して、必要な手続き等の周知を行いました。
また、HACCPに沿った衛生管理の実施状況を確認し、不備のある施設に対しては、改善のための指導及び助言を行いました。

(1)立ち入り件数

4,883件

(2)施設にかかる違反

  • 違反施設数:105施設
  • 違反件数:125件

≪内訳≫
食品衛生法違反:101件
食品衛生法施行規則違反:11件
大阪府食品衛生法施行条例違反:13件

食品衛生法違反101件のうち99件がHACCPに沿った衛生管理の実施状況の不備でした。
HACCPに沿った衛生管理は、令和2年に全ての食品等事業者に対して制度化され、1年間の経過措置を経た後の令和3年6月1日に完全施行されています。
実施状況に不備のあった施設に対しては、各業界団体が作成した手引書等を配布し、改善のための指導を行いました。
その他の違反施設に対して、口頭指導等により改善を図りました。

(3)食品にかかる違反

  • 点検品目数:4,153品目
  • 違反品目数:18品目

≪内訳≫
食品衛生法で定める保存基準違反:1件
食品表示法で定める表示基準違反:衛生事項13件
品質事項7件
保健事項4件

食品の基準違反の施設に対して、口頭指導等により改善を図りました。
なお、大阪府(政令指定都市、中核市を除く)以外の行政機関が管轄する事業者については、関係行政機関に通知しました。

4.食品等に対する試験検査結果

食品衛生法に係る検査

  • 検体数:341検体(国産品319検体、輸入品22検体)
  • 検査項目:理化学検査(食品添加物、残留農薬等)、微生物検査(細菌規格等)
  • 違反検体数:0検体

食品表示法に係る検査

  • 検体数:114検体(国産品97検体、輸入品17検体)
  • 検査項目:理化学検査(食品添加物)
  • 違反検体数:0検体

5.消費者等に対する啓発

消費者等を対象とした講習会を開催し、食品衛生や食品表示に関する正しい知識の普及啓発に努めました。
その他、広報誌やリーフレット、SNS等を活用して食中毒予防等の啓発をおこないました。

備考

今年度も令和2年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響により事業の一部を縮小して実施しました。

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