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クィーンズランド州(オーストラリア)との交流
クィーンズランド州の概要
オーストラリアの北東部に位置するクイーンズランド州は世界遺産にも登録されているグレート・バリア・リーフや、観光の人気スポットであるケアンズ、ゴールドコーストを有する。
クイーンズランド州と日本との関係は、豪州の中でも歴史的に最も古く、1874年に日本からの最初の移民が渡豪したとの記録が残っており、1896年には豪州で最初の日本国領事館が州北部のタウンズヴィルに開設された。
戦後は、石炭、肉類、非鉄金属、砂糖を中心とした日本への輸出が急速に拡大し、現在、日本はクイーンズランド州にとって、中国に次ぐ貿易相手国である。
また、観光、短期のホームステイなどにより日本から年間多くの日本人が同州を訪れている。
面積 |
173万平方キロメートル(大阪府の912倍) |
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人口 |
520万人(2021年・クィーンズランド州統計局)(大阪府の0.59倍) |
地理・気候 |
州都であるブリスベンは北半球で考えると沖縄の那覇と同じ緯度にあたり、亜熱帯地方に属するため年間を通じて概して温暖な気候。ケアンズ等、北の地域は赤道に近いため、熱帯に属する。 |
州都 |
ブリスベン(251万人)(2019年・オーストラリア統計局) |
首長 |
首相 アナスタシア・パラシェイ(2015年2月就任) |
政治 |
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経済・産業 |
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ホームページ |
http://www.qld.gov.au/(外部サイト)(外部サイトへリンク)(英語) |
クィーンス゛ラント゛州の自治体と友好関係にある府内の自治体 |
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特記事項 |
オーストラリアでは、LOTE POLICY(LOTE:Languages Other than English)と呼ばれる、日本語を含む外国語教育政策を行っている。クィーンズランド州では、初等・中等教育、高等教育機関において多数の生徒が日本語を学習している。 |
交流提携に至る経緯
1982年(昭和57年)にクィーンズランド州首相が来阪して以来、さまざまな交流が行われてきたが、1988年(昭和63年)5月4日、府知事が同州を訪問した際、正式に友好関係を樹立した。