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更新日:2009年7月15日

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ヴァルドワーズ県(フランス)との交流

ヴァルドワーズ県の概要

パリの北西約30kmに位置し、首都圏であるイルドフランス地方を構成している。多国籍企業、最先端技術企業、中堅企業が数多く進出し、ヨーロッパ屈指の産業団地を擁するなど、フランス産業全体にあっても重要な位置を占めている。また、セザンヌ、モネ、ゴッホ等の印象派絵画の巨匠たちがその題材を求め、多くの名画を残したところとしても知られている。
ヴァルドワーズ(Val d'Oise)はワーズの渓谷という意味で、県内を南北に流れるセーヌの支流「ワーズ川」から命名されている。県の歴史は浅く、1964年にセーヌ・エ・オワーズ県から分県されて誕生した。、

概要

面積

1,246平方キロメートル(大阪府の0.66倍)

人口

124.4万人(2019年)(大阪府の0.14倍)

地理・気候

  • 自然環境:イルドフランス地方の北部に位置し、県の西限はエプト川、南限はセーヌ川に張り出した高地となっており、北と東は自然による境界はない。県を構成する3つの地域(フランス・ベクサン、パリジ及びフランス平野)は南方向にわずかに傾斜した広大な台地であり、その中を流れる多数の河川(ワーズ、ソースロン、ビオスヌ、オベベット、イジュー)は渓谷を刻み、深い谷も形成している。
  • 気候:ノルマンディー地方の大西洋気候と東部フランスの亜大陸気候の中間に属し、大西洋気候の特徴がやや強い。年間平均気温が10度から11度と寒暖の差は小さく、降水量も年間を通じて平均的である。

県庁所在地

セルジー・ポントワーズ

首長

県議会議長 マリ=クリスティーヌ・カヴェッキ(2017年10月就任)

政治

  • 議決機関:県議会 住民による直接公選、任期6年
  • 執行機関:県議会議長 県議会議員から互選、任期3年
  • 国の出先機関の長:県地方長官(防衛、司法、郵政・通信等を担当、中央政府が任命)

経済・産業

ヴァルドワーズ県は、パリ周辺部の人口増加と経済発展の中心地域に位置する。また、県内にシャルル・ド・ゴール空港を擁する。

  • 主要工業:設備材製造業、自動車・航空機製造及びその周辺産業である電気、電子工業、精密工業、金属加工業等
    *医薬品、航空機、ロボット等の先端技術産業も発展中
  • 農業:優れた気候条件、肥沃な土壌等により発展。「パリの菜園」と呼ばれ、野菜、果実、花、馬鈴薯等を産出。

ホームページ

交流提携に至る経緯

文化的伝統、国際空港やニュータウンの立地、先端産業の集積など、地域的特性や発展方向に共通性があることから、1987年(昭和62年)7月21日、友好交流事業に関する覚書を交換し、経済、学術、文化などの分野で積極的な交流事業を行っている。また、2017年(平成29年)11月、友好提携30周年記念事業のため、府知事がヴァルドワーズ県を訪問し、両府県の「友好協力関係の増進に関する覚書」を交換した。

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