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サイフォンを用いた ため池の放流訓練を実施しました
「農業用ため池の管理及び保全に関する法律」は令和元年7月1日に施行され、ため池決壊による災害を防止することを目的としています。
近年、台風や豪雨によるため池の水害被害が発生しており、決壊のリスクを低減させるため、事前にため池の水位を下げることが重要です。
このため、南河内農と緑の総合事務所では、取水施設の破損等でため池の低水管理が困難な場合に備え、羽曳野市の国分池にて排水ホースを用いたサイフォンによる放流訓練を実施しました。国分池は受益地が柏原市にあるため、2市(羽曳野市、柏原市)、2事務所(中部農と緑の総合事務所,南河内農と緑の総合事務所)にて訓練を行いました。
ため池管理者の方は、台風、豪雨等による堤体の決壊や越流など災害の発生が予想される場合には、事前放流によるため池の水位低下にご協力お願いします。