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更新日:2010年4月19日

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平成22年度第5回大阪府戦略本部会議 議事概要【議題2】

議題2 総務部長マニフェスト

※総務部長から資料をもとに説明

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資料名

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資料2-1 平成21年度総務部長マニフェスト評価・検証シート(案)

平成21年度総務部長マニフェスト評価・検証シート(案)(PDF:97KB)

平成21年度総務部長マニフェスト評価・検証シート(案)(ワード:197KB)

資料2-2 平成22年度総務部長マニフェスト(案)

平成22年度総務部長マニフェスト(案)(PDF:225KB)

平成22年度総務部長マニフェスト(案)(PPT:615KB)

【知事】

  • 財政健全化は、やりすぎても、やらなくても府民から支持されない。財政健全化で支持を得るのは非常に難しい。我慢してもらえるギリギリのところをさぐりながら、平成21年度予算は、完璧な予算にしてもらった。府民がこれでどれだけ満足してもらったか客観的なデータがあるわけではないが、政治家の感覚としては、高く評価してもらっていると思っている。
  • 市場化テストの件は、昨日府立図書館に行ったが、市場化テストの職員の皆さん、府の職員とも一所懸命で、すごくいい相乗効果が生まれている。いい制度設計してもらった。
  • 公務員制度改革は21年度も十分対応してもらったが、これからが正念場。行政の組織には、着実に定型的にしっかりと仕事をやる部隊と、地域を引っ張り上げていく部隊とがある。行政によってその地域がどうなるかが変わってくるので、諸外国の公務員制度では2つの部隊を区分している。府でもそういう部隊がつくれるように。今までの公務員制度では、「引っ張っていく」部隊には不向き。あるべき仕組みを平成23年度に向けて作ることを期待している。

【総務部長】
公務員制度改革については別途項目を立てるか検討したが、私自身まだ勉強中。各国も改革しており、イギリスもゼネラリストからスペシャリストへと方向転換し、そのためのキャリアアップのサポートをかなりやっている。今年度は財政構造改革の中の項目として入れている。

【知事】

  • 公務員の組織は批判を受けやすいが、この組織がしっかりしないことにはもたない。実際、政策企画部と総務部はじめ、私の指示を受けて引っ張ってくれる職員がいて、改革が進んでいる。そういう働きを強化する仕組みが必要。
  • ホームページの予算編成過程公表サイトは、普通の感覚で見ると飽きてしまう。データはデータで意味があるが、一つ一つ追っていく気持ちにはなれない。誘導する等の工夫、そのサイト自体に入りやすい仕組みが必要。

【総務部長】
特別顧問と話したときも、予算を子育て支援等の政策の括りで見られないかという声があったが、財政課では予算編成過程をそのまま出すことにしているので現行の形にならざるをえない。それに加えて別の工夫をしないと、府民が見やすい形にはならない。

【知事】
データを全部組み替えるのは膨大な作業で、そこまではいらない。例えばキャラクターを使うとか、吹き出しを入れるとかなどの工夫をしないと、学識者やメディアが調べるという目的以外ではなかなか見ない。

【小河副知事】

  • 広域連携について、危機管理が消防の広域化に取り組んでいる。それと連動してほしい。
  • 大手前・森之宮まちづくりについては、公衆衛生研究所、犬管理センター等の周辺施設について、今すぐできなくても方向性を出すべき。

【木村副知事】
スピード感、見せ方が大事。しっかりと進めていただきたい。

【総務部】
5月31日に第1回まちづくり協議会を開催するが、それを待たずに、今週から、森之宮のまちづくりに関心のある民間事業者を訪問して意向を伺いたいと考えている。それを計画作りに反映させたい。

【木村副知事】
外から見ていた時には、官の協議会はアリバイ作りに見えることも多かったが、そうではなくて、本気の思いをもって、形ではなく中身をしっかりやっていただきたい。

【知事】
これは府と市との関係の問題にもなるので、僕も政治的にやっていくが、大手前・森之宮は、都市間競争の観点からみれば超優良地になるはずなのに、府民はそういう意識を持っていない。大阪市は地域住民のことを優先して考えるのだろうが、広域行政として、都市間競争という視点で考える。世界各国の都市を見ても、あの一等地を現状のままで放置しているところはない。アジアの中での一等地という位置づけで、競争に打ち勝っていくゾーンにしていく視点で打ち込んでいってほしい。

【木村副知事】
特に大阪城の東側は、我々が地権者としてのポジションが弱いこともあり、今まで腰が引けていた。大阪市との調整など色々あるが、これからは意識を変えて、コーディネーターとしてきっちり進めたい。

【知事】

  • あの地域を一等地と府民が感じなければならないが、そう感じていないのが大阪の弱さを表している。
  • 公務員制度改革については、今取り組んでいる「アジアとの競争」に打ち勝っていくという側面と、一方で、許認可等日々着実な仕事もあるので、制度などを分けて考えていくべきなのか。

【総務部長】

  • 大阪府の職員は広範囲に異動するが、職種間で制度が違うとそれができなくなる。職員をどういう方向に育てていくかという考えをしっかりもたないと、単に制度を変えただけでは後々課題が残る。
  • 今年は、独自給料表をどこまでやるかが大きな課題。さらに職種間で制度を変えていくというところまでは正直検討が届かない。

【知事】
アジア各都市の都市間競争を担う職員と話をしても、大阪府の職員も、議論すれば負けることはないと思っている。ただ組織自体が大きすぎるので、「アジアとの競争」には関係がないという部門もかなり多く、号令しても伝わりにくいのかなというところもある。

【綛山副知事】
号令のもとに進んでいく部隊も必要だが、地道な事務をしている職員も含めて行政。そこがしっかりしないと全体が崩れる。

【総務部長】
去年のマニフェスト作成の際に、行政のいわば99%を占める地道な業務についても記載すべきではという議論があった。そこはそれぞれの部のマネジメントをしっかりやり、また課毎に組織目標を立て、それをもとに個人個人が目標を立てるというシステムがある。そういったかたちでフォローはできている。

【知事】
日々着実なところはちゃんと評価してるということが伝わるよう、所属長通じた全庁マネジメントについて、総務部長からよろしくお願いする。

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