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更新日:2023年4月10日

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令和5年4月10日開催 臨時部長会議の審議・報告の概要

  • とき 令和5年4月10日(月曜日)午後1時15分から午後1時30分まで
  • ところ 第1委員会室
  • 出席者 知事、副知事、各部局長等

知事

  • 本日から大阪府知事として2期目がスタートする。
  • 今回の選挙において、改めて府民の皆さんから知事としての信任をいただき、身の引き締まる思い。
  • これから4年、何が起きるかわからないが、確実にやってくるのが2025年大阪・関西万博。起工式も行われ、現実に動き出す。大阪・関西の成長に向けて、万博は非常に重要な事業。各部局において、万博成功に向けてしっかりマネジメントをお願いしたい。
  • この10年、大阪府・大阪市が同じ方向を向いて、協力しながら、成長戦略やまちづくりなど様々な施策を実行してきた。この流れを止めることなく進めていくことが府民・市民の皆さんの民意だと思う。各部局において、府市の垣根を越えたマネジメントをしっかり進めてもらいたい。
  • 今回の選挙において、大きく公約に掲げたのは三つ。一つ目の柱は、大阪府市一体の成長戦略。万博、IR、うめきたなどのまちづくり、コロナ対策などの保健医療対策など、様々な分野で、府市一体で対策を進めており、引き続き、府市が協力して進めていく。
  • 二つ目の柱は、2025年大阪・関西万博の成功。素晴らしい万博にして、次の世代に未来社会を引き継いでいきたい。そして、新しい未来を作ろうと思う若者が、万博を通じて日本中・世界中に増えればよいと思っている。万博はもう2年後なので、しっかりやっていきたい。
  • 三つ目の柱は教育の無償化。とりわけ、高校と大阪公立大学の授業料無償化を掲げており、しっかりと進めていく必要がある。まず、公立・私立高校の授業料の完全無償化について、府民の皆さんに速やかに方針を示すことが必要。任期4年中に、公約で掲げたことは間違いなくやりきるので、部局長の皆さんには同じ思いを持ってもらいたい。授業料の無償化をいつ開始するのか、府外進学者の取り扱いをどう含めるのか、そして財源など、様々な課題もある。教育庁を中心に、具体的な制度設計に入ってもらいたい。財務部も非常に重要な役割で、府庁全体を見た財務コントロールをお願いしたい。
  • 大阪・関西万博の成功は、府民の多くが期待しており、必ず成功させたいと思っている。万博推進局だけでなく、全庁一丸になって進めるプロジェクトであり、各部局が主体的に取組みを進めてもらいたい。
  • 府市一体の成長戦略について、国の万博アクションプランの改定と補正予算に向けて、地方自治体として具体的な取組みを国に打ち込んでいくことが重要。府市が中心となって、経済界、博覧会協会等とともに、国への要望事項を早急にまとめてもらいたい。それを改めて国に打ち込んでいきたいと思う。
  • IRについては、今回の選挙で大きな争点となったが、一定の民意が示されたと思う。国の認定が得られれば、世界最高水準のIRの実現を前に進めていく。併せて、課題については、丁寧に説明しながら対策をとっていきたい。
  • 都市機能の充実や都市の成長のためには、インフラが非常に重要。なにわ筋線や淀川左岸線延伸部などの鉄道・道路ネットワークの整備、うめきた2期や新大阪、大阪城東部地域のまちづくりなど、府市が連携しながら、しっかりと進めてもらいたい。
  • 公約で掲げたこと以外にも、府政の課題はたくさんある。物価高騰対策、災害対策、そしてコロナ対策など、府民の暮らしを守る取組みも、それぞれの部局において着実に進めてもらいたい。
  • 物価高騰対策については、国の新たな交付金が決定している。当面の物価高騰への対策について、今月中に案を取りまとめてもらいたい。
  • 災害対応力の強化については、南海トラフ巨大地震はいつ起きるかわからないため、この10年、取組みを進めてきた。国から新たな被害想定が発表されている。大阪府では、今年度、それを踏まえて被害想定をバージョンアップし、改定する。三大水門の更新なども実施しているところだが、南海トラフ巨大地震、台風、津波等に対する災害対応力の強化を進めてもらいたい。
  • 新型コロナウイルス対策については、5月8日に5類感染症に見直されるが、ウイルスがなくなったわけではない。社会を動かしながら高齢者を中心としたハイリスクの方をいかに守るかというステージにある。ウイルスが入ってきた当初のように、若い世代がどんどん肺炎になるという状況ではないが、ハイリスクの方への対策が非常に重要。施設に対するアウトリーチによる対応について取り組んでもらいたい。
  • これら以外にも、担当部局において、様々な課題等があると思う。組織の要である部局長の皆さんが、財政規律も堅持しながら、府民の暮らしの充実、大阪の成長を実現するということに力を入れてもらいたい。これからの4年間、私自身も頑張っていく。実務において、各部局長のトップである皆さんにもしっかり頑張っていただきたいと思うで、よろしくお願いする。

≪以上≫

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