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更新日:2018年4月2日

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平成30年4月2日開催 部長会議の審議・報告の概要

  • とき 平成30年4月2日(月曜日) 午前11時00分から11時20分まで
  • ところ 特別会議室大
  • 出席者 知事、副知事、各部局長等

会議資料

G20大阪サミットの推進体制について

政策企画部長

  • G20大阪サミットは、35の国・機関が参加する国を挙げてのビッグプロジェクトであり、2月20日に大阪開催が決定されたところ。開催時期は、2019年6月から11月の間の2日間を予定しており、会場は大阪市住之江区のインテックス大阪を使用。参加者は、海外プレスやスタッフなど約3万人となっている。
  • 大阪での開催決定を受け、3月6日に府、大阪市、関西広域連合、経済3団体と共に「G20大阪サミット関西推進協力協議会」を発足。また、昨日4月1日には、府、大阪市、経済界、大阪府警、関西広域連合に参画する各府県職員の計50名程度で構成する事務局を協議会の下に設置した。
  • また、本日午後に開催する副首都推進本部会議では、「2019年G20大阪サミット推進本部」を立ち上げる予定。具体的には、府関係部局、市関係部局、区役所がそれぞれ一体となり、府と大阪市で課題を共有するものは、プロジェクトチームを立ち上げ、一体的に対応いただくことを考えている。とりわけ、保健医療対策や防災危機管理対策については、即座に体制を作っていただき、G20の開催に備えていただきたい。
  • 今後、国では関係省庁会議が立ち上がる予定であり、様々な要請が地元自治体に寄せられ、取組みをすすめることになると思うが、事務局が司令塔的な役割を果たすとともに、各部局においても、それぞれの役割を果たしていただきたい。
  • 救急医療体制や消防・危機管理体制、あるいはセキュリティ分野、あるいは道路等インフラ整備など様々な形で仕事が出てくると思うので、全庁挙げての取組みをお願いしたい。

健康医療部長

  • プロジェクトチームについては、府健康医療部から大阪市健康局に働きかけて、独自に立ち上げるということか。
  • 医療関係では、伊勢志摩サミットの時には、厚生労働省が別途対策本部を立ち上げ、地元自治体はその下部員として対策本部に参加したと聞いている。国の動きも踏まえて、まずは情報収集に努めたい。

政策企画部長

  • それぞれのテーマがあるところは、まずは主体的に取り組んでいただきたい。
  • 国の関係省庁会議のほかに、色々な形で各省庁から指示が下りてくる可能性があるので、各部局においても情報収集と対応をお願いしたい。また、国から各部局に対して何か動きがあれば、サミット協力室に連絡をお願いしたい。

商工労働部長

  • バイオなどプロジェクトチームは、まずは、各部局が大阪市の担当部局に働きかけて、立ち上げるということなのか。

政策企画部長

  • プロジェクトチームは、G20成功に向けた必要な体制を整えるために立ち上げていただくもの。他の施策と共有する部分はあるかもしれないが、そういったところは、今までどおり取り組んでいただくことになる。

新井副知事

  • 基本的にロジの部分でどういう役割を果たすかという話であって、施策への反映とは切り分けていく必要があるのではないか。

政策企画部長

  • G20のプロジェクトチームは会議の成功に向けたロジが中心。各部でプロジェクトチームを立ち上げた場合には、G20大阪サミット協議会事務局総務部で状況を取りまとめるので、報告をしてほしい。

部局運営方針及び「いのち輝く未来社会をめざすビジョン」の策定について

政策企画部長

  • 部局運営方針については、毎年度、各部局において作成していただいているが、今年度も29年度の方針に対する「部局長の自己評価」と30年度の方針の策定についてお願いする。
  • 「いのち輝く未来社会をめざすビジョン」については、2月議会やパブリックコメントを踏まえ成案化した。ビジョンの内容はSDGsの推進とも関連するものであり、ビジョンの目標に掲げる健康寿命の延伸などの達成に向けて、各部局の協力をお願いする。

近畿宝くじの証票図柄について

財務部長

  • 近畿宝くじの証票図柄に万博を採用していただいたので報告する。図柄は、小学生を対象とした「私の考える万博絵画展」の小学3・4年生の部の最優秀作品である「海の中のおうち」を採用。万博の機運を盛り上げていきたいと考えている。

年度当初に当たって

知事

  • 今日から新年度がスタート。このメンバーで、大阪府政を前へ進めてもらいたい。
  • G20の大阪開催が決定。それに向けての準備は政策企画部だけでなく、主体的に各部局が協力してG20を成功させていきたい。安全・安心は当然の話だが、大阪のホスピタリティをどれだけ各国に伝えることができるか、また、運営について住民負担をどれだけ軽減できるかにかかっている。住民の応援がなければホスピタリティは伝わらない。道路規制等に対する住民の理解や支援がなければ、大阪の良さは表に出てこない。ぜひオール府庁で取り組んでいただきたい。
  • IRについては、各部局の支援が必要。例えば健康医療部で一番課題になっている依存症対策を目に見える形にしなければ府民の理解を得ることはできない。
  • 万博については、11月まで手を緩めることなく、府、大阪市、経済界一体で取り組んでいく。
  • また引き続き、働き方改革も行う。働き方改革も大阪が日本の先頭に立ちたいと考えているので、1年間、各部局長のマネジメントは非常に大変だと思うが、期待しているのでよろしくお願いする。

≪以上≫

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