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更新日:2011年1月24日

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平成23年度「教育コミュニティづくり地区別研修会(泉南地区)」

平成23年度「教育コミュニティづくり地区別研修会(泉南地区)」を実施いたしました。

1. 日時

平成23年12月10日(土曜日) 午後2時 から4時30分 (受付 午後1時30分から)

2. 会場

岸和田市立浪切ホール 特別会議室

3. 対象

教育コミュニティづくり推進事業(学校支援地域本部・おおさか元気広場・家庭教育支援)に関わるボランティア・コーディネーター、関係者
学校関係者、「すこやかネット」関係者、地域コーディネーター、子ども家庭サポーター
「放課後児童健全育成会事業」関係者
教育コミュニティづくりに関心のある方 等

4. 研修内容

  • 実践報告(地区から)
    • 報告1 テーマ 「山直中学校における地域本部の取組み」
      岸和田市立山直中学校区学校支援地域本部 信貴 正憲 学校支援コーディネーター
    • 報告2 テーマ 「こどもの居場所づくり 木島小学校のこども広場の取組みを中心に」
      貝塚市立第三中学校区 新川 秀彦 貝塚市地域のコーディネーター連絡会会長
    • 報告3 テーマ 「泉佐野市内の地域教育協議会の取組み」
      泉佐野市教育委員会事務局 林 勝行 人権教育室長
    • 報告4 テーマ 「地域とつながる日本語教室」
      泉南市教育委員会事務局青少年センター 芝野 尚樹 館長
    • 報告5 テーマ 「阪南市放課後こども教室(わくわく教室)の取組みについて」
      阪南市放課後こども教室 岡井 正明 箱作教室コーディネーター
  • 報告6 テーマ 「くまとり元気広場「デラスポ」の取組みについて」
    大阪体育大学体育学部健康・スポーツマネジメント学科 池島 明子 准教授
    • 報告7 テーマ 「『たじり通学合宿』の取組みについて」
      田尻町教育委員会事務局社会教育課 山田 廣隆 主査
    • 報告8 テーマ 「みさきドリーム・ワークス ふれあい教育フェスタ『ワールド・カフェ』の取組み」
      岬町地域教育協議会 宮川 益和 学校支援コーディネーター ・ 奥野 早苗 学校支援コーディネーター
  • ワークショップ 「ワールドカフェによるワークショップ」
    ファシリテーター 京都光華女子大学エンロールメント・マネジメント推進センター
    鳥越 ゆい子 助教

5. 研修の様子


岸和田市立山直中学校区学校支援地域本部の報告


貝塚市立第三中学校区木島小学校区のこども広場の報告


泉佐野市内の地域教育協議会の報告


泉南市のおおさか元気広場「日本語教室」の報告


阪南市放課後こども教室 箱作教室の報告


熊取町 くまとり元気ひろば「デラスポ」の報告


田尻町地域教育協議会「たじり通学合宿」の報告


岬町地域教育協議会「ふれあい教育フェスタ」の報告


鳥越アドバイザリースタッフによるコメント


鳥越アドバイザリースタッフによるワークショップ

画像です。ワークショップに参加するみなさん1
ワークショップに参加するみなさん

画像です。ワークショップに参加するみなさん2
ワークショップに参加するみなさん

画像です。カフェオーナーによる意見交流の結果発表1
カフェオーナーによる意見交流の結果発表

画像です。カフェオーナーによる意見交流の結果発表2
カフェオーナーによる意見交流の結果発表

  • 参加者アンケートより
    • 和やかな雰囲気でよかった。
    • 色々な方々と話し合いができ、参考になりました。明日から、またがんばる意欲をいただきました。他の地域の方と交流していきたいと思った。
    • 各地域の取組みの報告で、自分の地域でもやってみたいと思うこと、参考になること(他市の方や専門家を呼ぶ)も、たくさんあった。
    • 活用している施策や、活動の内容がバラバラだからこそ、最後のまとめの一歩手前まで、発表も含めていろんな情報を手に入れて、最後にオーナーさんによってまとめていただくという進め方は、気軽に話せてよいと思った。
    • 今後の活動の在り方について、たくさんのご意見が伺えて、とても勉強になった。校区どうしのつながり、交流という視点が、とても新鮮に感じた。ワールドカフェという討議の方法は初めてだったが、とても活発な議論ができてよかった。
  • 現在の取組みを少しパワーアップするために
    しばらくお待ちください
  • 鳥越アドバイザリースタッフによるコメント等
    • 報告のポイント・アドバイス NEW
      8つのご報告から地域教育コミュニティづくり活動の重要なポイントとして以下5つを指摘したい。
      • 1)大人と子どもが共に楽しんでいる;貝塚市立第三中学校区のシャッフルボード、泉佐野市地域教育協議会の川探検やだんじりづくりの取組みは、子どもだけでなく活動を企画する大人自身も楽しんでいる様子がうかがわれた。大人も楽しめる内容は、子どもたちにとっても本当に楽しい内容にちがいない。
      • 2)多様な人を巻き込んでより重層的な取組みにしている;泉南市日本語教室では渡日してきた子どもたちを、くまとり元気広場では近隣の大学の先生や学生を巻き込んでいる。多様な人を巻き込むことは、活動の幅をどんどん広げることにつながる。また、田尻町のたじり通学合宿は、地域の人をうまく巻き込むことで活動の質を高めることに成功している。すなわち、地域の人と子どもが一晩同じ屋根のもとで過ごすことに加えて子どもたちが感謝の気持ちをあらわすプレゼントを用意することで、子どもと地域の大人との深いつながりをつくりやすい取組みとなっている。
      • 3)大人と子どもが対等に扱われる場面がある;岬町地域教育協議会では、「みさきドリーム・ワークス」と銘打ち将来の岬町について小学生から大人まで語り合い、そして最後には町長さんが出てきた意見に「できるだけ対応する」と答える取組みがおこなわれた。子どもたちが意見などを発信する側にまわる機会があることは子どもたちの成長にとって重要だと言える。
      • 4)どんどん進化しようとしている;阪南市放課後子ども教室のご報告からは課題を認識しながら活動の改善をどんどんおこなおうとしている様子がうかがわれた。他地区でも、今おこなわれている取組みに満足せず、ますます工夫の凝らされた活動がおこなわれることを期待したい。
      • 5)すてきな大人の背中を見る機会がたくさんある;岸和田市山直中学校区では、地域のボランティアさん協力のもと、野菜作りの取組みがおこなわれている。この取組みでは、働く大人の姿=尊敬できる大人の姿を子どもたちが間近に見ることができるようになっている。子どもたちを楽しませるだけでなく、このような大人の背中を見る機会を多く設けることは、教育コミュニティづくりを推進する上で重要なポイントである。

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