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令和5年6月委員会会議会議録
大阪府教育委員会会議会議録
※印刷用は令和5年6月委員会会議録(PDF:276KB)をご参照ください。
1 会議開催の日時
令和5年6月26日(月曜日) 午後2時00分 開会
午後2時50分 閉会
2 会議の場所
委員会議室(府庁別館6階)
3 会議に出席した者
- 委員(教育長職務代理者) 中井孝典
- 委員 井上貴弘
- 委員 岡部美香
- 委員 森口久子
- 教育監 大久保宣明
- 理事兼教育次長 松阪博文
- 教育センター所長 酒井智
- 教育総務企画課長 西田修
- 教育振興室長 仲谷元伸
- 高校教育改革課長 建元真治
- 高等学校課長 林田照男
- 高校再編整備課長 幡中力
- 支援教育課長 平田誠和
- 小中学校課長 宇野木邦治
- 教職員人事課長 小林眞一
4 会議に付した案件等
- 議題1 知事からの意見聴取に対する回答の承認について
- 議題2 大阪府学校教育審議会に対する諮問事項について
- 議題3 令和4年度検定合格高等学校用教科用図書の調査研究結果について
- 議題4 令和6年度開校予定の支援学校の校名(仮称)について
- 報告事項1 「令和6年度使用 教科用図書選定資料 小学校用」について
5 議事等の要旨
(1)会議録署名委員の指定
岡部委員を指定した。
(2)5月15日の会議録について
全員異議なく承認した。
(3)議題の審議等
議題1 知事からの意見聴取に対する回答の承認について
【議題の趣旨説明(教育総務企画課長)】
地方教育行政の組織及び運営に関する法律29条の規定により知事から意見を求められた令和5年6月定例府議会に提出された次の議案について、大阪府教育委員会事務決裁規則第5条に基づき教育長が代決により異議がない旨を回答した。この代決を、大阪府教育委員会事務決裁規則第7条第2項に基づき承認する件である。
- 予算案
- 令和5年度大阪府一般会計補正予算(第2号)の件(教育委員会関係部分)
- 条例案
- 非常勤職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例一部改正の件
- 職員の特殊勤務手当に関する条例及び大阪府警察職員の特殊勤務手当に関する条例
一部改正の件 - 大阪府附属機関条例一部改正の件
- 大阪府児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例等一部改正の件
- 大阪府学校医等の公務災害補償に関する条例一部改正の件
【質疑応答】なし
【採決の結果】賛成多数により、原案どおり承認した。
(賛成者 中井委員、井上委員、岡部委員、森口委員)
議題2 大阪府学校教育審議会に対する諮問事項について
【議題の趣旨説明(教育総務企画課長)】
標記について、諮問事項を「府立高校改革の具体的な方向性とそれを踏まえた入学者選抜制度のあり方について」を決定する件である。
【質疑応答】
(森口委員)先ほど諮問理由をご説明いただいた中で、やはり、この3年間に及ぶ新型コロナウイルスの影響が大きく取り上げられておりますけれども、現在、アフターコロナという時期に入ってきて、子供たちの日常は取り戻せたかのように見えていますが、やはりこの3年間、コロナ禍であったからということ以前に、コロナ前からあったものが非常に明確化してきた、というふうに、私達、子どもの心を見る者からは見えてまいります。
そういった中で、教育現場のあり方というのが今、問い直されているのかな、と思っています。その教育現場のあり方というのは、一概に、やはり子供たちが一つの教室で一つの方向を向いて、一つのことを学ぶということから、このコロナ禍でICTが進み、いろいろな選択肢が見えてきた中で、一つの方向に向かって子供たちを教育するというあり方に対するそれ以外の選択肢という意味で、通信制課程や自分の学びを自分で選びたいという、子供たちの声にならない声があるというふうに、私には見えます。ですので、ひとまず、通信制課程への進学だけでなく、この間、今非常に少なくなっておりますけれども、夜間高校とか、ああいうところにも、朝起きられない子供たちが、実際進学をしていっています。学校の中にも子供たちの居場所を作ろうと、通常のクラス以外にも、そういったものを作ろうとする流れが学校の中にあるということで、やはり、今までの形を踏襲したような教育の時間割であったり、内容であったりというのは、今、大きく転換する必要があるのかな、と。そのあたりをしっかりと審議しながら、諮問事項の中に盛り込んでいただきたい、と思います。特に卒後を見据えた進学、就職、この進学も一定期間、今までと同様に4年制の大学とかですね、専門学校とか、そういったものの選択肢も、偏差値が良ければこういうふうに、というような既成概念というものを、やはり大きく変えていく必要があると思いますし、また、その後、高校から大学への連携、子供達を受け渡すという意味での連携、それはやはり大学へ入って成人になりましたと言っても、まだまだ子供たちは十分な経験を積めてない中で一気に社会へ出ていく。そのときの高校からの後押しであったり、また、大学から高校への情報提供を求める姿勢であったり、そういったものが必要になってくるのではないか、と思います。そういうことを踏まえて考えると、前回の教育委員会会議でもありましたけれども、どこまで少人数制、ICTを利用した少人数制が可能なのかっていうことと、入学者選抜の時期っていうものを、今回の審議の中にしっかり盛り込んでいただきたいと思っております。
(中井委員)他にご質問・ご意見ございませんか。
(井上委員)事前にご説明をいただいた中にあったのですけれど、諮問する学校教育審議会は何時間の会議を何回ぐらいやられる予定ですか。
(仲谷教育振興室長)ご説明させていただきましたとおり、7月から諮問をして審議をお願いしたいと思っております。今までも、審議時間は大体1回2時間を予定しておりまして、回数についてはきっちり何回と現時点で決まっているわけではないのですが、審議の状況にもよりますが、我々としては、1年ぐらいで、方向性を出していただきたいというふうに考えております。
(井上委員)期間は1年で、実際、委員の方々は10人ぐらいいらっしゃるのでしょうか。
(仲谷教育振興室長)そうです、今のところ10人を予定しております。
(井上委員)実際に集まって会議、例年といいますか、今まで何回ぐらいされているのでしょうか。
(仲谷教育振興室長)これまでの経験で言いますと、月1回ぐらいのペースで集まっていただくのと、あと今、オンラインも併用しておりますので、必ずしも集まっていただくだけではなくて、オンラインでの参加も可能とさせていただいております。
(井上委員)分かりました。非常に重要な諮問が出てくるっていうことになると、出てきたものを元に検討していくってことになると思いますので、重要なこの1年間になるかな、と思います。やはりこの四つのテーマっていうのは、非常に重要な四つ、一番下、四つ目の項目ですかね、入学者選抜の検討っていうのは、この上の三つを踏まえてということになるかと思うのですけれども、さっきの月1回の会議で1年間かけてやっていくっていう中で、それと同時並行で、やはりこの教育庁の中でも、また加えて、この教育委員の中でも、そういった方向性の検討と併せて進めていかないといけないのではないか、と思います。やっぱり審議会のご専門の先生方から出てきた意見と、やはり教育庁の現場を知っておられる皆さんと、また、教育委員、三位一体になって新しい入学者選抜制度の検討ということをしていかないといけないかな、と思います。先ほど、森口委員が仰られていたように、非常にコロナというものの大きな影響というのは生徒に出ていると思います。もう一つ、前回ご説明いただいた時もお話したのですけれども、これからの世の中を踏まえた学校の教育って本当に難しいと思うのですけれども、そこは考えていかないといけないかな、と思います。これからどういった産業が大きくなっていくとか、これも予測でしかないのですけれど、このセクターはシュリンクしてくるっていうこととかを考えながら、教育課程を決めていかないといけない。特に工業、工科高校においてはですね、やっぱり伸びていくところとですね、シュリンクしていくところが出てくると思います。だからそこを、小さくなっていくところは一定、教育課程においても、かなり縮小していかないといけないことも出てくると思いますし、やっぱり伸びていくところっていうのは、人がそこで活躍できる可能性も大きいと思いますので、そういったことも踏まえる必要があると思います。それと、大きなテーマなので、ついでに言わせていただくと、チャットGPTですかね、このインパクトってとても大きいな、と。僕は専門家ではないので、本当にもう見たり聞いたりしただけですけれども、やはり世の中ではインターネット、スマホに続く、もしくはもっと大きな変革ではないかって言われているところによると、今、そういったAIの専門家の人たちは、チャットGPTとどう付き合っていくかっていうことを前提に世の中を考えていかないといけない、と。我々、民間企業も、今のいろんなAIをどう使っていくか、チャットGPTみたいなものを積極的に取り入れて業務効率化等を図っていくかというようなことになってくる。すると、それをどう使っていくか、どう使わせないかっていうことも、学校の現場でも必要かな、というふうに思っていますので、そういったある意味、これまでかなり探求学習ということで、自分たちだけで考えるってことをものすごくやられていますが、一昔前だと、とにかく暗記偏重ということがあったと思うのですけれども、そこがおそらく、もっと変わってくるのかな、と。自分の頭で考えて自分で判断していくっていうことが求められてくると思いますので、そういったことが高校で何が教えられるか、と。大学・社会に行って活躍できるかというところもあわせて、先生方がこの審議会で考えていただくことと同時に、教育庁、また、この教育委員のメンバーでも考えていかないといけない、と思います。たまたま先日も、そういったAIのスタートアップをやっている人たちと喋って、僕がどういったことが大事になってくると思いますか、小学校や中学校、高校で、どういった教育をやったらいいですかっていうふうなことをたまたまポーンと投げたところ、一番面白かったのが、やっぱり遊び心というか、自分が、何が面白いか、わくわくするか、ある意味どう感じるかっていう能力をこれから磨いておかないといけないのではないか、っていうことでした。つまり、調べるっていうものはもうある程度答えが出てくるので、自分が、何が面白いかとか、こういったことでワクワクするっていうようなこと、これが、小学校、中学校、高校で必要ではないか。かなり抽象的な話ですけれども、やはりこういったことも踏まえて、学校を、特に高校の教育内容を考えていただく必要があるし、そういったことによって、また、入試の選抜制度っていうのも、結局、高校の中で何を学ぶからこういう能力を持った人に来てもらいたいっていうふうに変わってくるかと思います。今回、大胆に、もしかしたら変わるかもしれないな、ということは考えていますのでぜひ、審議会の先生方にはしっかりと答えを出していただくと同時に、我々もしっかりやっていかないといけない、というふうに考えています。
(中井委員)他にどうでしょうか。
(岡部委員)いくつか質問をさせていただきたいと思いますので、お答えをお願いします。まず、説明があったかもしれないのですけれども、確認という意味で、全日制課程を志願する生徒が減少している理由と、あと、通信制課程への進学率が上昇傾向にある理由を、具体的にお聞かせいただきたい、というふうに思います。どういう対策かっていうのは、具体的な内容で変わってくると思いますので、今把握しておられる限りで、この現象の原因について、教育庁ではどういうふうに把握しておられるのか、を伺いたいというのが、一点です。次に、多様なニーズに応えるっていうテーマがございますが、多様なニーズというのは、本当に多様にあると思うのですけれども、それこそ学校の先生方の働き方改革ということでいくならば、全てに応えるっていうことは非現実的かな、と。なので、学校でどこまでどのニーズに応えていくっていう点で教育庁はどこまで考えておられるのかっていうのを、今のところ仰ることができるところがございましたら、お聞かせいただければと思います。それと、ほぼ同じ質問になるのですけれども、先ほど井上委員が、いろいろ現状を仰ってくださいましたけれど、まさにチャットGPTですとか、ICTですとか、あと英語教育も、国際的に活動、活躍するっていうような、そういう方向性ばかりではなくて、お店でお客さんを迎えるという百貨店の店員さんとか、そういったところの人たちももう、英語が喋れないといけない。でも、高校生で、そういうところに高卒で就職するっていうふうに前はできていた子たちが、英語が話せないからということで、日本の高校生の就職口というのは、そういう意味では前と同じようにはいかなくなってきている。高校の教育という意味では、やっぱり、グローバル化っていう意味では十分に対応できてない、と言えるかと思いますので、そういう高校の改革の方向性っていうのも、本当に現在動いていますので様々あるかと思いますが、ここもどういったことを今教育庁では想定されているのかっていうことを、教えていただける範囲で教えていただければと思います。あと一つ、入学者選抜のことも、とても大事ですが、いつも評価の問題が、やっぱり改革したらその改革がうまくいったかどうかっていうのを評価する必要があって、やっぱりこういう改革の方向性とか、こういうふうに打ち出すっていうときには、こういう指標で、この打ち出したものを評価しますっていうことをやっぱり伴っておく必要があると思うのですね。言った内容はとても良いのだけれども、それがどう実現されたかっていうことは、やっぱり先生方や子供達、そして保護者の方々には大事だと思いますので、その指標をどう策定するのかっていうことは、この審議のテーマのどこに入るのかっていうことを教えていただければと思います。
(仲谷教育振興室長)まず、全日制課程の減少理由と通信課程の増加についてですけれども、全日制課程は朝早くから通学が必要となっておりますので、一言で言うと、ニーズが多様化したことになると思うのですが、先ほど森口委員からもありましたが、なかなか朝起きるのは厳しく、ゆっくり学校に通いたいとかですね、少し不登校気味の方々も含めてですね、オンラインでやりたいというような方々もいらっしゃいまして、どちらかというと通信制の課程に通学される方が増えてきているというのが一つの原因だと思います。すなわち、通信制が増えていますので、全日制が減っていることが一つ言えるのかな、とは思います。当然、中学校の卒業年齢の人口自体は減っていますので、その部分で減っているということがあるのですが、この数年、通信制が伸びているということがございますので、全日制が減っていると言えるかな、と思います。次に二つ目のご質問ですが、多様なニーズというのは、今回の審議のキーワードと思っております。一例で申し上げますと、日本語の教育が必要な方々向けの選抜の枠を設けているのですが、それ以上に申し込みをいただいていたり、通信制高校でも桃谷高校という高校があるのですが、定員を超えての志願があるという、やはりニーズが多様化していく中で、我々として、制度的にこれらのニーズに十分答えられてないのではないか、というところが一番大きいと思っておりまして、今、どういうニーズがあって、それに応えていくために我々としてどういう学校を作っていくべきなのか、ということを議論していただきたいと考えております。それから、高校改革の方向性ということですけれども、そこはまさに、先ほどもお話をいただいております出口を見据えて、どういう方々に入っていただいて、どういう人として育てていくかというところを中心に、高校改革をしていく必要があると思っておりまして、先ほどより申し上げておりますが、ニーズが多様化していく中で、人気がある学科、あるいは、なかなかちょっと苦戦を強いられている学科で、苦戦を強いられているとすればそれがどういう理由で苦戦を強いられているのか、今の時代に合っているのか、というところをきっちりと見定めながら、あるべき高校の方向性というものをご議論いただきたいし、先ほど井上委員も仰いましたように、我々事務局としても、教育委員の先生方と議論をしていきたいと考えております。最後の、評価の問題でございますが、評価については当然、新たな高校像、どういうものかはちょっと現時点で定まったものはございませんが、そういったものができた中で、どういう高校が良かったのか、あるいは、入試選抜を仮に変更したとしてそれがどうだったかということは、政策的な話になりますので、将来のあるべき方向性を審議会でご議論いただいた上で教育委員会として各施策を具体化する中で、当然PDCAを回していくものだと考えております。
【採決の結果】賛成多数により、原案どおり決定した。
(賛成者 中井委員、井上委員、岡部委員、森口委員)
議題3 令和4年度検定合格高等学校用教科用図書の調査研究結果について
【議題の趣旨説明(高等学校課長)】
標記に係る調査研究結果を次のように定める件である。
なお、最終的な教科書の採択は、校長・准校長の選定をもとに、8月の教育委員会会議において決定する。
【質疑応答】
(井上委員)いつも教科書の誤字等のミスのことを言って、文科省がチェックしています、と言いますけど、僕も10年近く教育委員をやらしてもらっていますけど、一向に改善されてないっていうのが僕の印象です。チェックをしているけどミスが起こっちゃいます、っていうのは、やっぱり、ミスがないようにどうするかっていうのを徹底的に、文科省にもっと具体策っていうのを出してもらわないといけないのではないか、と思います。文科省が、こういうことを言うと怒られるかもしれないですけど、国会議員の先生に、予算委員会か何かで出す書類とかは多分徹底的にチェックしているのではないか、という僕の印象があります。ずっとこの状態が続いているのは何故かというと、僕の個人的な印象ですが、教科書会社も結局、各都道府県の教育委員会事務局が見つけてくれるだろう、というふうに思っているのではないか、というぐらいミスが多いな、と僕は思います。加えて、文科省も結局、検定しています、誤字脱字チェックしています、と言いますけれど、あれだけスペルミスが出てくるっていうことは、普通に、一般常識で考えるとチェックしてないっていうふうにしか思えないですよね。だからやっぱり、大阪府の教育委員会だけではなく、他の都道府県も全部同じことを思っていると僕は思います。同じことを。何度も何度も同じことを申し上げて恐縮ですけれども、やっぱり、チェックをするのに、教育委員会事務局の方々にものすごく負担がかかっていますし、本来であれば、流し読みするわけではないですけど、内容をざっくり確認してですね、この教科書はふさわしいか、ふさわしくないか、ということをチェックすればいいのですけれど、やっぱり誤字脱字があるのではないか、という前提で、皆さんがやっておられるのではないか、と思いますから、その負担がかかっていることに加えて、その経費はなんですかっていうと税金がかかっています、と。あと、教科書っていうのは小・中学校では、皆さんは配布されていますけど、これも税金で賄われていますし、また、高校生にいたってはやっぱり教科書を買うわけですよね。今いろんなことで収入が減っている人がいたとしても、子どもが高校生で、教科書を買うっていうことになれば、いらないっていう親はほぼいないと思いますので、皆さんが苦労をして教科書代を出している中で、やっぱりこの対応は全く改善されてない気がしますので、今ご回答いただいたことが実践されているか、ということは、毎年やっぱりチェックをしていくべき、というふうに思います。できれば本当に他の都道府県の方々はどう考えているのか、と1回聞いてみたいと思います。本当にこれで文科省の担当者の方がチェックしているけれど起こっていますっていうことで、仕事をしていると思っているのだったら、仕事してないのではないか、と思いますし、やっぱり教科書の会社も、本当に自分が書店経由で配布されるのだったら、このような誤字脱字の多いテキストなんか出さないと思うのですけれどね。僕がここで文句を言っても仕方がないのですけれど、やっぱりそのぐらいに教科書の誤字脱字とか内容の問題っていうのは、いい加減だなっていうのが僕の印象ですし、おそらく皆さん、この教育委員会の放送を見ている方々はすごく少ないと思いますけれども、やっぱり普通に、一般の人たちが聞いたら、ものすごく怒ると思います。文科省がやっていると言われる仕事は、仕事していないのではないか、と。教科書発行会社もずっと改善されてないっていうことだったら、やっぱりなあなあになっているのではないか、と。それで、結局買わされるのは税金で全部賄われて、高校生になったらもうかなりのお金を、教科書代を払っているわけですから、今回はそうやって文科省と教科書会社にご指摘いただきましてありがとうございました。ただやっぱり毎年チェックして改善されないのであれば、申し入れをしていくべきだ、と思います。
【採決の結果】賛成多数により、原案どおり決定した。
(賛成者 中井委員、井上委員、岡部委員、森口委員)
議題4 令和6年度開校予定の支援学校の校名(仮称)について
【議題の趣旨説明(支援教育課長)】
標記について、別紙のとおり決定する。今後は、この校名(仮称)を使用して広報等を行うこととする。
なお、校名の正式決定については、条例により定める必要があることから、令和5年9月定例府議会に、大阪府立学校条例の一部改正の議案を提出する予定である。
【質疑応答】なし
【採決の結果】賛成多数により、原案どおり決定した。
(賛成者 中井委員、井上委員、岡部委員、森口委員)
報告事項1 「令和6年度使用 教科用図書選定資料 小学校用」について
【議題の趣旨説明(小中学校課長)】標記について、報告する件である。
【質疑応答】なし
以上