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ため池管理・安全対策
大阪府では、ため池防災・減災対策のうち、ソフト対策として、ため池の適正管理について、普及啓発を行っています。
基本的な考え方
- 令和元年に施行された「農業用ため池の管理及び保全に関する法律」では、「ため池の管理者等は、ため池の機能が十分吐きされるよう適正な管理に努めなければならない」と明記されています。
- 安全施設の管理を含め、管理における基本的な事項や重要なポイント等を本ページに掲載しております。
- 緊急的にため池の貯水位を低下させる必要が生じたときに備え、安価で取扱いが容易なサイフォン式の緊急放流装置の紹介もしております。
ため池管理の手引き
ため池所有者・管理者向けに、日頃の管理や点検、緊急時の適切な対応をまとめた手引きを作成しています。(令和3年11月作成版)
ため池管理者等研修
大阪府ため池サポートセンターと連携して、ため池管理者等向けに「ため池管理者等研修」を行っています。
サポートセンターでは、研修動画も作成し、公開しています。大阪府ため池サポートセンター-YouTube(外部サイトへリンク)
大阪府ため池サポートセンターについては、下記リンクをご参照ください。
⇒大阪府/大阪府ため池サポートセンターについて(osaka.lg.jp)
ため池応急対策サイフォンによる簡易放流の手引き
地震や豪雨などの際にため池が決壊すれば、下流に甚大な被害を及ぼします。
ため池の決壊防止や被害の低減を図るためには、速やかに貯留水を放流し、水位を低下させることが必要です。
現地で緊急的に水位低下させることのできる安価で取扱いの容易なサイフォン式緊急放流装置を南河内農と緑の総合事務所の職員が立案、作成しました。ここでは、そのサイフォン式緊急放流装置の作り方や貯水位の放流の仕方について、手引きとして提供していますので、ぜひご活用ください。(下の写真は、府職員と大阪府ため池サポートセンターアドバイザーで行った実地研修時の様子です。)
リンク
農林水産省では、水難事故防止のための安全対策ほか、ため池の概要について公表されています。⇒ため池:農林水産省(maff.go.jp)(外部サイトへリンク)