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浄化槽
浄化槽は、微生物の働きによって生活排水をきれいな水にする装置です。使い方を誤ったり、維持管理が適切に行われないと放流水の水質が悪化したり、悪臭が発生することがありますので、適正な管理が必要です。浄化槽の設置者等には次のことが義務付けられています。
定期保守点検
浄化槽のいろいろな装置が正しく働いているかを点検し、装置や機械の調整・修理・汚泥の状況の確認、清掃時期の判定、消毒剤の補給を行ってください。
清掃
浄化槽に汚泥が溜まってくると、機能が低下し、処理が不十分になったり、悪臭の原因になったりします。そこで、汚泥を槽外へ引き抜き、付属装置や機械類を洗浄したり掃除したりすることが必要です。年1回以上の清掃を実施する必要があります。(全ばっ気方式は年2回以上)
清掃は、市町村の許可業者に委託してください。許可業者が不明の場合は各市町村にお問合わせください。
定期検査
浄化槽の設置者または管理者は、浄化槽法により、浄化槽が適正に維持管理され、本来の浄化機能が十分に発揮されているかどうかを確認するため、大阪府知事の指定検査機関の検査を年1回受けてください。
「浄化槽法第11条に基づく定期検査の新制度がスタート」しました。
浄化槽法第11条に基づく定期検査の新制度に関する情報を掲載しております。詳しくは以下をご覧ください。
浄化槽法第11条に基づく定期検査の新制度がスタート
記録の保存
保守点検及び清掃の記録は、3年間保管してください。
浄化槽法に基づく届出
設置した浄化槽に関して、浄化槽の使用を開始した場合、管理者を変更した場合、技術管理者を変更した場合、浄化槽の使用を廃止した場合はそれぞれ届出が必要です。