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第3回大阪府地域福祉支援計画推進委員会
議事録要旨
日時
平成20年12月8日(月曜日)午後3時00分から午後5時30分
会場
大阪赤十字会館 302会議室
出席委員
梅原委員、小菓委員、勝部委員、関川委員、田垣委員、中山委員、牧里委員、平澤委員、法橋委員、山田早苗委員、山田裕子委員、要田委員(50音順)
議題
- 大阪府地域福祉支援計画(素案)について
- その他
議論の内容
議事についての委員の主な発言は以下のとおり。
- 地域福祉のセーフティネットについての具体的なイメージを市町村に向けて明確に伝えることが必要。また、セーフティネットは、小学校区域・中学校区域・市町村域などといった重層的なイメージ図にすべき。
- 福祉教育の重要性についても記載すべき。
- 「民間団体」と「住民」の役割、また「府」と「市町村」の役割を明確にすべき。
- セーフティネットを強固なものにしていくためには、社会福祉法人の役割について、明確化することが重要。地域における様々な課題に対する相談役としての役割や災害時の要援護者の保護拠点としての役割など。
- 福祉分野以外の法人や団体などでも見守り活動を行っている。そういった資源を福祉の現場へ呼び込むようなアプローチや視点を記載することが必要。
- 多重債務に関する課題が顕在化してきている。このような問題についても福祉の課題としてとらえることが大切であり、現状認識として記載すべき。
- 社会起業家のコネクター機関の役割等について、具体的な活動をイメージすることができる概念図があれば、市町村の担当者などにもわかりやすいのではないか。また、実際に事業化する際にも参考になる。
- 要援護者の抱える福祉課題には、地域住民のつながりといった地縁型組織で把握できる課題だけでなく、職場などのつながりではないと把握できない課題もある。このような課題を把握し、解決するためのプロセスを整理することが必要。
- 計画に盛込むイメージ図やプロセス図については、府としては概念図を挿入することとし、市町村において地域の実情に応じてカスタマイズできるようなものにしてはどうか。
- 昨今、問題になっている医療にアクセスできない人への対策なども本計画のなかに盛込むべき。
- 府として目指す、地域福祉のイメージを本計画のなかで具体的に示すことが重要。