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更新日:2021年6月7日

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令和4年5月26日大阪府個人情報保護審議会全体会議議事録

大阪府個人情報保護審議会全体会議議事録

  1. とき 令和4年5月26日(木曜日)午後1時から午後2時まで
  2. ところ ウェブ会議による開催
  3. 出席者 丸山会長、島田会長代理、海道委員、重本委員、竹村委員、西上委員、布施委員、三成委員
  4. 議題
    • (1)審議会の体制について
    • (2)防潮鉄扉情報提供システム整備事業に係る個人情報の取扱いについて(新規諮問)
    • (3)その他
  5. 議事概要
    • (1)審議会の体制について
      • ア 会長の選任
        委員からの推薦により、会長に丸山委員を選任した。
      • イ 会長代理の指名
        会長にて会長代理に島田委員を指名した。
      • ウ 部会委員の指名
        会長にて「審査請求案件等審査部会」、「ネットワーク利用による個人情報保護に係る部会」の委員をそれぞれ指名した。
        • [審査請求案件等審査部会]重本委員、島田委員、竹村委員、西上委員、丸山委員、三成委員
        • [ネットワーク利用による個人情報保護に係る部会]海道委員、西村委員、布施委員
      • エ 部会長の指名
        会長にて「審査請求案件等審査部会」部会長に丸山会長を、「ネットワーク利用による個人情報保護に係る部会」部会長に布施委員をそれぞれ指名した。
      • オ 部会長代理の指名会長にて「審査請求案件等審査部会」の部会長代理に島田委員を指名した。
      • カ 審議会の決議について
        各部会の決議をもって、審議会の決議とすることについて確認した。
    • (2)防潮鉄扉情報提供システム整備事業に係る個人情報の取扱いについて(新規諮問)
      • ア 実施機関説明
        資料に沿って説明
        資料:諮問書
        諮問の概要
        防潮鉄扉情報提供システム整備事業
        防潮鉄扉監視カメラ管理要綱(案)
        鉄扉カメラ整備計画(案)
        鉄扉写真
      • イ 委員質疑
        主な質疑は次のとおり。
        • (委員)今回設置される監視カメラ映像は2週間保管後に消去するとされているが、2週間保管される映像は何を想定しているのか。
          (実施機関)1分間ごとの静止画データをデータセンターに保管し、これを2週間保管することを想定している。
        • (委員)例外なく、2週間経てば消去するという考えか。実際に高潮が遡上時の映像などは記録映像として保管することは想定していないのか。
          (実施機関)現在のところ台風や津波の記録映像として、保管することを想定していない。
        • (委員)監視カメラは現在の河川管理施設に設置する予定か。通行人ができるだけ映らないような形で設置することも可能か。
          (実施機関)防潮鉄扉自体が河川管理施設であることから、河川管理区域に設置することを想定しているが、開閉状況が確認できる場所で映像が収まらない場合には、河川区域以外に設置することも考えられる。
        • (委員)その場合も管理は諮問実施機関が担当でいいか。
          (実施機関)そのとおり。
        • (委員)ホームページでアクセス可能ということだが、例えば洪水とか高潮という鉄扉を動かさざるを得なくなったタイミングでアクセスが可能になるのか、基本的に24時間体制でデータを確認できるのか。
          (実施機関)いつでも画像を確認できることを想定している。鉄扉閉鎖は津波や高潮時などと用途、目的は決まっているが、津波はいつ発生するか想定しづらく、映像の公開、非公開を都度決定する暇がないことから常時公開としている。
        • (委員)今回の目的では、台風時等に府民が鉄扉の現地確認を行うことは危険であることから、あらかじめ公開しておくということだと理解している。目的を達成するために、画像を公開する方法のほかに、府民に台風時等に鉄扉を確認することは危険であると啓発する方法はどうか。またこれまでもそうした取組みはしてきたのか。
          (実施機関)啓発は実施ずみ。カメラ設置後も引き続き啓発活動は続ける。
        • (委員)そうであるならば、リアルタイムで画像が確認できればよく、2週間データを残す必要性があるのか。
          (実施機関)何らかの事故が発生したときに備え、データを保存するメリットがあると考えるが、諮問事項の目的について再度、検討させていただく。
        • (委員)ホームページ上で、カメラの設置場所を公開するとのことだが、どの程度細かく公開するのか。現地ではカメラの設置情報を看板等で表示するのか。
          (実施機関)設置場所についてはGIS機能を利用してホームページの地図上で詳細に位置を示す予定で、現地でも防潮鉄扉にカメラがあることを表示する。
        • (委員)どこまでが画角に収まるのかなどの情報を告知するのか。
          (実施機関)カメラで撮影される箇所を通行される方に、カメラの撮影中で、映り込む可能性があると掲示する予定。
        • (委員)付近住民が実際に鉄扉の開閉状況を見に来ているとのことだが、過去に府民に危険が及んだような事例があり、今回の措置に至ったのか。
          (実施機関)事例は報告されていない。地元の方から高潮・津波時に、現地確認を行った事例があると聞いている。
      • ウ 委員審議
        (事務局)答申案説明
        (委員)2週間保管が今回諮問の目的と整合しないのではないのか。事故のあった場合に備えて保管することと、人の集まりを防止する観点は異なる。
        (委員)録画内容を2週間保存することについて、住民の生命身体の安全確保の観点で発生した災害を再度検証して、今後の事故発生の防止に活かすことも事業目的ではないのか。その場合、検証の必要性に応じて例外として保存期間を延ばすことも考えられるのではないか。
        (委員)保存期間はデータセンターのサーバーに映像とデータを蓄積するとのことだが、2週間の保存期間が決まっているのか、期限を短く変えたりすることも可能なのか。
        (委員)事故があった際に、それ以降の事故防止に役立てることも目的としておくことも必要でないか。
        (事務局)委員からの質問について再度実施機関から回答することとしてよろしいか。
        (委員)了承。
        (委員)データセンターの運用について、データの保管は2週間を予定しているが、技術的に短期化することは可能か。
        (実施機関)2週間のデータ保存は他の事例を参照に設定している。技術的には短期・長期ともに可能。
        (委員)2週間のデータを保存することの諮問理由を改めて検討すべき。
        (委員)引き続き継続審議とする。
    • (3)その他
      事務連絡等

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