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教育コミュニティづくりの考え方(地域学校協働活動について)
地域の子どもを地域で育てよう!!
子どもたちが「生きる力」を育み、こころ豊かに育つには、地域の多くの人々の力が必要です。
「教育コミュニティ」とは、教育や子育てに関する課題を学校、家庭、地域の団体・グループ等が共有し、課題解決に向けた協働の取組みを通じて、新たな人のつながりをつくり出すものです。
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協働とは…
学校・家庭・地域の団体やグループ等が個別に教育機能を発揮するのではなく、それぞれの責任においてできることを持ち寄り、三者が一体となって取り組むことです。
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大阪府の教育コミュニティづくりのあゆみ
大阪府教育委員会では、市町村・市町村教育委員会と連携しながら、府内のすべての中学校区(政令市を除く)で「教育コミュニティ」づくりの推進組織である「地域教育協議会」(すこやかネット)の活動を展開するとともに、国の「放課後子ども教室推進事業」を活用した「おおさか元気広場推進事業」を実施し、安全で安心な活動場所を確保して子どもたちの豊かな体験・交流活動の場づくりをすすめてきました。
平成20年度からは、地域社会が一体となって小中学校の教育活動を支える「学校支援地域本部事業」の取組みを展開してきました。
平成23年度からは、「学校支援活動」「おおさか元気広場」「家庭教育支援」の3つの教育支援活動を、地域の課題やニーズに応じて市町村が選択して取り組む「教育コミュニティづくり推進事業」を展開しています。
地域学校協働活動と教育コミュニティづくり
平成29年4月に社会教育法が改正され、第五条第2項で「地域学校協働活動」が位置づけられました。「地域学校協働活動」とは、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、学校を核とした地域づくりをめざして、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働して行う様々な活動です。
大阪府では、平成12年度から地域教育協議会(すこやかネット)及び学校支援地域本部を推進し、地域と学校のパートナーシップに基づく「連携・協働」の活動として「教育コミュニティづくり」に取り組んでいるところです。
「地域学校協働活動」は、これまで大阪府が取り組んできた「教育コミュニティづくり」に含まれる活動であり、今後も継続的に「教育コミュニティづくり」の取組みを進めていくことが、「地域学校協働活動」の推進に繋がると考えています。